結局、押見を殺した犯人は恒川ではなく、恒川が働くスーパーの同僚女性の元夫であった。なんでも押見を「元妻の恋人」だと思い込み、押見も瞬時に相手を「自分を監禁した男」だと勘違いしたため、公園で揉み合いになった末に、押見が持っていた包丁が押見自身に刺さり命を落としたのだった――。
『相棒 season23』第7話が「アンジャッシュのすれ違いコント」と話題
2人の勘違いが招いた殺人に、ネット上では「なんだ、このアンジャッシュのすれ違いコントみたいな殺人事件」「クズ同士のアンジャッシュのコントみたいで、笑ってしまった」といったツッコミが続出した。
「シリアスな話かと思いきや、殺人逃亡犯とDV男が共倒れ状態になるという、なんともコミカルな結末でした。婚約者を殺された恒川を犯人にしなかった点には、人情味が溢れる『相棒』らしさが感じられます。こういうところも、同シリーズが人気であり続ける理由なのでしょう」(同)
意外な事件の結末が反響を呼んでいる『相棒』。今後の視聴率の推移も注目していきたい。