有田焼の老舗窯元として創業220周年を迎えた伝統と革新を続けるアリタポーセリンラボは、「OMOTENASHI NIPPON 実行委員会」が主催する「おもてなしセレクション2024」において、「有田焼ミニパフェ 器付き」が、2024年度金賞を受賞したことを発表した。

2015年に創設されたアワード

おもてなしセレクションは、日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的に、2015年に創設されたアワード。有識者による現物審査が実施され、「世界に発信したい“日本ならでは”の魅⼒にあふれている」と認められた対象が、おもてなしセレクション受賞商品・サービスとして認定される。

「おもてなしセレクション2024」の発表は、12月3日(火)に行われた。

アリタポーセリンラボについて


アリタポーセリンラボは、創業1804年、220年の歴史を誇る「弥左エ門窯」の現当主である七代目弥左エ門氏が作り出した、日本のラグジュアリーで、モダンなライフスタイルを発信していく有田焼のブランド。

有田焼400年の歴史を受け継いでいくために、伝統を守り、かつ現代の感性やライフスタイルに合った製品を作り続けること。日本はもちろん、製品を使う世界中の人に、日本を感じられるラグジュアリーで豊かな時間を提供すること。アリタポーセリンラボは、そこに同ブランドの存在意義があると考えているという。

パフェには、佐賀県のこだわり食材を使用



今回金賞を受賞した「有田焼ミニパフェ 器付き」は、蝙蝠をモチーフにした吉祥文様をベースにデザインされた商品。蝙蝠は「幸盛り」、蝠は「福」と同音、蝙蝠は子だくさん、と由来が多く縁起物として認知されている。


素材には、焼成回数を減らすことに成功し、二酸化炭素排出量が削減される新陶土「天白」を使用。マットな白磁の質感の上に古伊万里草花紋が載ることでシャープなデザインを表現している。