新潟県新潟市に本社を構えるYU-SAY PLANは、「沼垂大黒湯」というブランドより、新潟特産のルレクチェを活用した新商品「ルレクチェの湯」を、12月1日(日)に発売。スーパーマルイ全店および新潟県庁内の売店にて購入できる。
同商品は、規格外となったルレクチェの有効活用、新たな入浴体験の実現、食品ロス削減と地域資源の活用による地域活性を目指している。
年間500tの幼果が廃棄処分に
新潟県園芸研究センターの調査によると、ルレクチェの摘果作業で廃棄される幼果の重さは年間500tにも上るそう。これは、見た目の規格に満たなかったり、落下時の傷が大きくて加工されず廃棄されてしまうものが多いためだ。
YU-SAY PLANは、この問題を解決するため、規格外ルレクチェを活用した入浴剤の開発に取り組んだ。
フルーツバスのような贅沢なバスタイムを実現
ルレクチェは、その芳醇な香りとみずみずしい果肉が特徴の果実。「ルレクチェの湯」3包入り・880円(税込)は、そんなルレクチェの果汁を贅沢に使用した入浴剤だ。保湿成分を配合し、肌に潤いを与えてくれる。
また、浴室に広がるルレクチェの芳醇な香りが五感を刺激し、まるでフルーツバスのような贅沢なバスタイムを実現。これにより、規格外ルレクチェの有効活用と、新たな入浴体験が可能となる。
ブランド「沼垂大黒湯」と今後の展開
「沼垂大黒湯」は、1985年に廃業した歴史ある銭湯「沼垂大黒湯」が、2024年に孫によって入浴剤事業として復活したブランド。銭湯という空間で提供されていた癒しやリラクゼーションという体験を、自宅のお風呂で実現してほしいとの思いがある。
YU-SAY PLANは、お風呂で癒しの時間+新潟の美味しさを感じてもらうべく、新潟らしい入浴剤を企画販売している。
今後は、新潟の旬の果物野菜だけではなく、ソウルフードも入浴化粧品として企画開発していく方針。地域の特産品を活用した商品開発を進め、地域活性化に貢献したいとしている。