サードシップは、米国発のアウトドアブランド「Marmot(マーモット)」のために、写真家のヨシダナギ氏が撮り下ろした写真作品を公開した。

同作は「MY “OUT DOOR” FAMILY」と題され、日本の古民家を舞台に「Marmot」のアイコニックなアイテム・Mammoth Down Jacket(マンモスダウンジャケット)/Dima Down Jacket(ディーマダウンジャケット)を纏った、年齢・性別・国籍の異なる3名のポートレート作品に仕上がっている。

「登山部」をルーツに持つアウトドアブランド

「Marmot」は、1971年カリフォルニア大学の2人の学生が立ち上げた登山部「マーモットクラブ」をルーツに持つアウトドアブランド。

その後、1974年に「Marmot Mountain Work(マーモット マウンテンワークス)」社を設立。1976年には、アウトドアアパレル企業としてGORE-TEX(ゴアテックス)をギア採用し、業界に革命を起こした。同ブランドは、創業から現在まで50年以上もの間、創業時の自由で独創的なフィロソフィーを貫き、最高のライフスタイルウエアを世界中へ展開している。

アウトドアとは「未知の世界」


フォトグラファーのヨシダナギ氏は、独学で写真を学び、アフリカやアマゾンをはじめとする少数民族や、世界中のドラァグクイーンを撮影、発表。

唯一無二の色彩と直感的な生き方が評価され、2017年日経ビジネス誌で「次代を創る100人」へ選出された。同年、講談社出版文化賞 写真賞を受賞。以降、国内外での撮影やディレクションなどを多く手がけている。


今回ヨシダナギ氏は、「Marmotさんとコラボさせていただくにあたって、頭に浮かんだこと。『アウトドアブランドのビジュアルって、なんで外でばっかり撮影しているんだろう』。そりゃあ、“アウト・ドア” だからなんだとも思うけど。でも、海外のロケではテントの中でも着るし、なんなら暖房が機能していないホテルの中で着ることもけっこうある。だから、私のアウトドアとは『家の外』ではなくて、たぶん『未知の世界』。人種も国境もなく、誰もが温かく交わる一宿一飯の世界。