はなホールディングスのグループ会社である「はな保育」は、令和7年4月、奈良県橿原市に小規模保育施設「はな保育室まがりかわ【仮称】」を開所する予定だ。
認可保育園をはじめ50以上の施設を運営
はな保育は、東海3県および関西地区を中心に認可保育園や受託保育、児童発達支援など50以上の施設を運営。地域に根差したサービス提供を重視し、持続可能で高品質な保育環境づくりを目指してる。
年間6~8施設の新規開設を進める中で、関西地区では認可施設のほか、企業主導型保育、病院内保育所、公立園の指定管理等受託保育を中心とした展開を加速させている。
特に、近年運営事業者の固定化により、運営に課題を抱える企業主導型保育施設や病院内保育所からの相談が増加しており、同社は保育の質向上、運営効率化に取り組むことで、多くの課題解決に寄与してきた。
はな保育の取り組みや実績を紹介
はな保育では、運営事業者変更後の具体的な成果として、園内カメラの設置や給食提供方法の見直し、お昼寝布団の導入などにより、利用者数が70%以上増加した事例や、運営コストの大幅削減に成功した実績がある。また、コスト削減を図りつつも保育士の定着率を維持し、保育の質向上を両立させている点が評価されている。
こうした実績を踏まえ、問題を抱える病院内施設や企業主導型保育施設に向けたコンサルティングも積極的に行っている。
関西地区でのさらなる保育施設拠点の拡大を推進
はな保育は、奈良県橿原市での「はな保育室まがりかわ【仮称】」開所を皮切りに、関西地区でのさらなる保育施設拠点の拡大を推進。地域社会に密着し、保護者や運営施設のニーズに応える高品質な保育を提供することで、子どもたちの健やかな成長と地域の未来づくりに貢献していく。
現在、関西地区に展開する4施設に加え、今後3年間で20拠点まで拡大を目指し、さらなる地域貢献を実現していくという。