愛知県全域および静岡県遠州・三重県東部・岐阜県南部地域にて、住宅事業を手掛けるサーラ住宅。同社は、ZEH基準を上回る「断熱等性能等級6(※1)」を基準とし、家庭用エアコン1台で家中に心地よい空気を循環させる全館空調システム(※2)を搭載する、「SINKA Ult-air(アルテア)」を6月に発売した。
そして今回、「SINKA Ult-air」をベースとした宿泊体感型モデルハウスを名古屋市守山区に開設・2025年1月9日(木)より、宿泊・見学サービスの提供を開始すると発表した。
快適さと省エネを叶える注文住宅
サーラ住宅が6月に発売したフラッグシップ商品「SINKA Ult-air」は、ZEH基準に対応した注文住宅商品「SINKA」シリーズの断熱性能を強化し、全館空調システムをプラスしたものだ。
高い断熱性能を有する断熱材・ネオマフォームで建物を柱の外側からすっぽりと包みこむ「まるごと外断熱」をベースに、屋根と壁の断熱を強化した「W断熱仕様」により、室内環境をさらに快適に。
「SINKA Ult-air」は、LDKや寝室などの居室空間を空調する一般的な全館空調システムと異なる。
「SINKA Ult-air」の全館空調システムは、廊下や洗面・脱衣、屋根裏から床下まで家中をくまなく空調できるため、常に温度・室温が一定に保たれ、いつでもどこでも快適に過ごせるのが特徴だ。
吹き出す空気と室温の温度差が5℃程度のため、不快な熱風や冷風に悩まされる心配がなく、ダクト内での結露・カビの発生するリスクを抑えられるという。また、大風量で空気を送り届けることで、居室内や部屋間の温度差を小さくして「温度のバリアフリー化」を実現し、ヒートショックや熱中症のリスクを低減してくれる。
また、年間光熱費は一年中全館空調しても、平均的な住宅の個別空調との比較で約40%削減できるそう。さらに、特殊な専用機器ではなく、市販の家庭用エアコンや送風機などシンプルな構成で設計されているため、10~15年で発生するメンテナンスコストは一般的な全館空調システムと比較して約1/3に低減し、快適性と省エネ性を両立した暮らしを叶えるとのこと。