その一方で「TVer」の見逃し配信では、該当部分の写真が別のものに差し替えられている。公式な訂正のないまま差し替えとなると、こそっと“サイレント修正”したと見られても仕方ない状況だ。

 これに対して、ネット上の視聴者からは以下のような批判の声が集まっている。

「え、RIIZEのアントン母親と表記された方は間違っているという指摘があると思うのですが、無視ですか? 母と表記された方は現在も活動されているソロの歌手で女優でもあります。大変迷惑です。仮にこれが一般人だったら取り返しつかないと思うのですが、リサーチはしっかりされたのでしょうか…」
「最初の時点でミスがあるのは人間だから仕方がないとして、編集チェックで誰も気付かないのは韓国コンテンツに精通した人間がまったくいないということ。その体制で企画立てたのは無謀以外ないね」
「SNSはデマばかりとか言っておきながら、テレビで間違った情報を流しておいて訂正のアナウンスすらしないとは…」
「フジテレビは大谷の一件とか新人アナの容姿イジりとかやらかしてばっかり」

 ミス自体も信じがたいレベルだが、その後の「サイレント修正」という対応も完全に悪手。このところのフジテレビは炎上続きだが、今回の騒動は自局のみならず、テレビメディアそのものの信頼度を大きく下げる恐れすらありそうだ。