ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏、マーク・ザッカーバーグ氏など、世界中に不動産を所有する超富裕層やセレブが愛するホリデースポットをご紹介しよう。

超富裕層にとっては、忙しい日常生活を忘れ、ゆっくりとプライベートな時間を満喫することが目的のためか、気候が穏やかで人口が少ない小島に魅了されるようだ。アジア圏ではバリ島の人気が根強い。

カウアイ島(ハワイ) 

ハワイ中部太平洋に浮かぶカウアイ島。ハワイ諸島の中で最も歴史の古い、夢のように美しい自然に恵まれた小島である。

Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは2014年、農園とノースショアを6600万ドルで購入。余程カウアイ島が気に入ったようで、その後、Pila'a Beachの農園も4960万ドルで手に入れたものの、地権や外観をめぐり、住民との抗争が絶えないようだ。

2016年にはハリウッド女優のジュリア・ロバーツ氏の別荘を、米映画監督マイク・フレイス氏が1620万ドルで買い取った。

ラナイ島(米国) 

同じくハワイの小島、ラナイ島をこよなく愛するのは、オラクル・コーポレーション設立者ラリー・エリソン氏。3億ドルを投じてラナイ島の98%を買い占めている。これには 9万エーカーの土地、人口3200人の街、高級リゾート「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ 」2個が含まれるというから、スケールの巨大さに驚かされる(CNBC2017年11月14日付記事)。

1994年、ビル・ゲイツ氏がメリンダ夫人と結婚式を挙げたのもこの島だ。

パルムビーチ(米国) 

トランプ米大統領がリゾート物件を所有していることで有名なフロリダのパルムビーチ。1985年に500万ドルで購入した米大富豪マージョリー・メリウェザー・ポスト氏の豪邸を、1995年、300万ドルを投じてプライベートクラブ「マー・ア・ラゴ」に改造した。

「マー・ア・ラゴ」の利用料金はトランプ氏の大統領就任を機に、2倍に値上げ。CNBCの報道によると、入会費20万ドル、年会費1.4万ドル(+税)が必要だという。

ラグナビーチ(米国)

ウォーレン・バフェット氏は、富裕層に人気のカリフォルニアのリゾート地にホリデー用の豪邸を所有している。他の多くのお金持ちのホリデー用豪邸と違うのは、同氏が1971年、わずか1.5万ドルで購入した点だ。そして、2017年に1100万ドルで売りにだしている。

ビジネスインサイダー2 018年2月28日の記事によると、当時の1.5万ドルは現在の93.4万ドル 。インフレを考慮しても、11倍以上の売値がついているためか、売出しから1年経過しても買い手がついていない。

他にはTeslaのイーロン・マスクCEOや不動産王トム・ゴアズ氏 などのビリオネアが、ラグナビーチに別荘を所有している(yolandaslittleblackbook.com2016年11月3日付記事 )。