清酒発祥の地・伊丹市にある小西酒造は、2025年に創業475周年を迎えることを記念し、新ブランド「白雪 寛座」を発表。11月26日(火)、ティザーサイトを公開した。
1550年より清酒発祥の地・伊丹でお酒を醸す蔵元
小西酒造は1550年より清酒発祥の地・伊丹でお酒を醸す蔵元。
代表銘柄の「白雪」は、現存する日本最古の日本酒銘柄と言われており、小西家の二代目・宗宅氏が馬に酒樽を積んで江戸へ向かう途中、雪をいただいた富士山を仰ぎ、その気高さに感動して「白雪」と名づけたという。
また、清酒、焼酎・リキュール、ビールの製造・販売および媒介のほか、漬物・その他食品の製造・販売、輸入ビール・輸入ワインの販売も事業内容としている。
同社は清酒やビール、発酵食品を通してユーザーの豊かな食の場面・シーンを創造し、清酒発祥の地“伊丹”で、“世界に羽ばたく白雪”として日本だけでなく世界の食の風景も豊かにしていきたいと考えているという。
また、同社は、世界酒蔵ランキング2024にて第2位(2年連続)、最高評価となる5つ星の評価を5年連続で受賞した。世界酒蔵ランキングとは、その年に開催された有力な国内外の日本酒コンテストの受賞実績をポイント化して酒蔵ごとに集計し、スコアの上位50位の酒蔵を格付けするもの。2024年にランキングの対象となった酒蔵は676蔵、商品は2,394点だった。
古酒の新しい豊かさを届ける
今回登場する新ブランドで、同社が試みているのは、1550年創業の小西酒造に伝わる江戸時代の古文書を紐解き、当時のレシピを現代の技で仕込むというもの。古酒ならではの熟成の味わいに加え、貯蔵樽ごとに異なる状態の酒を絶妙にブレンドすることで、そのポテンシャルを引き出すという伝統の技の妙も楽しむことができる。
さらに今回の商品については、バカラのデカンタもセットに。⼩⻄酒造とバカラは、互いの⽂化継承と創造に向けた不易流⾏の取り組みに対する共感・敬意のもと、「白雪 寛座」第一弾商品の開発を行ったという。