そう振り返る美玲さん。ただ、やっぱり腹が立ったので、そのリップを撮影しS先輩にLINEで送ったそうです。しばらくして、「店員さんが間違えたのかも」というすっとぼけた返信が来たそうです。
あまりのバカバカしさに、美玲さんは「ご心配なく。ちゃんとご本人にお渡ししておきます」と返信。その後にS先輩をブロックしました。
「いや、少しだけ脅かそうと思って。そんなの本人には渡しませんよ! 面倒だし。それよりもいい勉強になりました。浮かれちゃってましたよね、私…今頃彼女と大げんかしてるんじゃないかな。恋愛は石橋をたたきながらぼちぼちやります。二股されないように!」
<文/浅川玲奈>
【浅川玲奈】
平安京で生まれ江戸で育ったアラサー文学少女、と自分で言ってしまう婚活マニア。最近の日課は近所の雑貨店で買ってきたサボテンの観察。シアワセになりたいがクチぐせ。