裁判の終結から1年後の復帰となれば、何となく「みそぎが済んだ」感が生まれ、そのころには反発も下火になっているだろうという計算もあるようだ。

 しかし、これに対してもネット上では辛らつな意見が目立っている。

「謝罪会見がないままの復帰は絶対にあり得ない。1年雲隠れしてほとぼり冷めるのを待つなんて愚策もいいとこ」
「松本人志が何の説明もなく『笑ってはいけない』に出てきても笑えないよ」
「復帰したら視聴率は取れるだろうけど、テレビ局やスポンサーはそれよりも大きなものを失う可能性があると思う」
「裁判終結の直後は復帰を歓迎する声が多かったけど完全に風向きが変わりましたね。記者会見とかで松ちゃんが自分の口で説明しない限り、この空気は変わらないと思う」

 「笑ってはいけないが再開したらうれしい」「松ちゃんと笑ってはいけないが同時に復活したらアツすぎ」といった好意的な声も少なからずあるが、現状では否定的な意見がかなり優勢のようだ。

 松本の復帰プランについては、「初心に戻って舞台で復帰」「関西人の目は温かいのでナイトスクープで復帰する」「ガキ使か水ダウが有力」などとさまざまな憶測が飛び交っていたが、レギュラー番組にしれッと戻るというのは現時点だと困難な気配。そうなると「笑ってはいけないの復活」くらいのインパクトがなければ復帰は難しいという見方は納得できなくもない。

 だが、視聴者への最大級の“エサ”である『笑ってはいけない』の復活をもってしても、反発の声が強いのが実情といえそうだ。一部では、元雨上がり決死隊の宮迫博之のようにYouTubeに活路を見出すしかないとの声まで上がり始めているが、はたして松本は地上波に戻ってくることができるのだろうか。