「ウェンズデー」シーズン1での出番は少なかったが・・
ネットフリックスの人気ドラマ「ウェンズデー」に登場するフェスターおじさん(演:フレッド・アーミセン)を中心にしたスピンオフ企画が進行中だと報じられた。
米Bloombergによると、ネットフリックスはフェスターおじさんが主人公のスピンオフについて話し合いを始めたばかりだと言い、制作するかどうかはまだ確定していないとのこと。どうやら、かなり初期段階のようだ。
同メディアは、「脚本家はストーリーを考える必要があり、企業は役者と契約交渉し、個々のスケジュールを合わせなければならない」と伝えている。「ウェンズデー」は2023年の上半期、ネットフリックスでもっとも視聴された番組トップ5のひとつだったため、ネットフリックスがウェンズデー人気にあやかりたいと思うのはなんら不思議ではない。
なお、「ウェンズデー」の制作を手がける映画製作会社「MGM」を買収したAmazonも、このスピンオフに賛同しているとのことだ。
「ウェンズデー」は1990年代に公開され大ヒットしたコメディ・ファンタジー映画『アダムス・ファミリー』シリーズのスピンオフ。鬼才ティム・バートン監督が手がけた同作は、2022年11月に配信が開始されるや、世界83ヶ国で1位を獲得。また、シーズン2は来春、アイルランドで制作がスタートする。
シーズン1は、頭脳明晰(めいせき)で皮肉屋、そしていつも暗い面持ちのウェンズデー・アダムス(演:ジェナ・オルテガ)が転校先のネヴァーモア学園で次々と起こる殺人事件の解決に向けて奔走することになるというストーリーで、フレッド・アーミセン演じるフェスターおじさんは第7話「If You Don’t Woe Me by Now(邦題:苦渋の決断)」に登場した。