岡山県真庭市にある真言宗 別格本山 木山寺は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、「岡山県 別格本山 木山寺|白蛇の幸運を皆様に届け、人が集うお寺に。」のプロジェクトを実施中。

同プロジェクトでは「人が集うお寺」を目指し、寺内・境内の整備をするため、500万円を目標に、11月17日(日)~2025年1月15日(水)の期間中支援を募っている。

真言宗 別格本山 木山寺の紹介

岡山県の北部、真庭市の南部に位置する木山寺は、平安時代の815年(弘仁6年)に、真言宗の開祖である弘法大師・空海によって建立されたと伝えられている。明治の神仏分離までは、山麓にある木山神社と共に「木山宮」として信仰を集めてきた。

木山神社は、京都祇園の八坂神社の分霊を祀り、「木山牛頭天王(きやまごずてんのう)」と呼ばれ、その牛頭天王の本地仏たる薬師如来が木山寺の本尊だ。「神仏のおわす木山」として、仁寿年間(9世紀中頃)には鎮護国家の勅願寺となり、赤松義則をはじめ、毛利・尼子ら戦国武将や諸大名の尊信を集め、今なお当時の面影を残す名刹として信仰されている。

「木山さま」の愛称で、地域内外の人々から愛される木山寺は、祀られている弁財天の仕いとして知られる「白蛇」がトレードマーク。しかし現在は、爬虫類のため温かい時期のみの展示となっており、特に多くの人が訪れる年末年始などには展示されていない。

「この白蛇を、より多くの人に見てもらい、木山寺の魅力にもっと触れてほしい。そしてもっと身近に木山寺を感じてもらい、木山を好きになってほしい」との思いから、木山寺はクラウドファンディングに挑戦している。

プロジェクト概要

「岡山県 別格本山 木山寺|白蛇の幸運を皆様に届け、人が集うお寺に。」の目標金額は500万円、募集期間は11月17日(日)~2025年1月15日(水)23:00までだ。

資金の使途は、白蛇常設展示ケージ制作、祠の鳥居の左右に設置する白蛇の狛犬の制作、弁天堂周辺整備をするための費用。