普段からたくさん使う言葉ですよ。
「狡い」の読み方のヒントは・・・?
「狡い」の読み方は2種類あります。
「狡い」の類義語は、「あくどい」「ケチ」です。
「狡い」の対義語は、「誠実」「気前」です。
「狡い」の読み方の答えは・・・?
「狡い」の読み方は、「ずるい」「こすい」でした!
「狡い(ずるい)」とは、自分が有利になるように要領よく振る舞うこと。
批判・避難に使う言葉ですが、現在では「うらやましい」という気持ちを込めて使うこともあります。
「勉強全然してないのに100点なんて、ずるい!」「自分だけ手柄取って、ずるい」みたいに、相手の要領の良さをうらやんで使うこと、ありますよね。
「狡い(こすい)」と読む場合は、金品を惜しむ意味に使われることがあります。
いわゆる「ケチ」ですね・・・。
「ずるい」も「こすい」も陰で言われたくない言葉!気を付けましょう。
最後の難読漢字は、「約まる」!
「やくまる」と読んでしまいたくなるこの漢字、それでは意味が分からないですよね・・・
「約」という漢字は、下のような意味を持っています。
- およそ
- 互いに取り決めをする。
- 縮める。引き締める。
- 共通の数で割る。
- 費用を控えめにする。節約する。
「約〇分煮込む」とか、「約〇㎞走った」とか・・・-
普段は「①およそ」という意味で使われているのではないでしょうか?
そ他にも②の意味の「条約」や③の意味の「要約」、④の意味の「公約数」や⑤の意味の「倹約」など。
「約」という漢字は生活に根ざした文字だと言えますね。
「約まる」もぜひ読めるようになりたいもの・・・!
「約まる」の読み方のヒントは・・・?
- 「やくまる」ではありませんが、ひらがな2文字で「〇〇まる」と読みます。
- 「約まるところ」という言い方で、「要約すると・つまり」という意味に使われます。
- 古語では「ちぢまる・集まる」という意味で使われていました。