滋賀県米原市間田に、「近江水産おさかな食堂」1号店がオープンした。

能登の復興を支援する「復興支援定食」


「近江水産おさかな食堂」は、復興支援ボランティアとして訪れた能登での出会いと縁を大切にして立ち上げられた食堂だ。

能登半島はその豊かな海の恵みと、長い歴史を持つ魚文化で知られている。特に「いしる干し」は、能登の名産品であり、古くから地元の家庭で親しまれてきた魚介の保存食。これを使った「復興支援定食」を作り、提供することで、震災で大変な思いをしている能登の復興を支援し、その素晴らしい食文化を全国に広めたいという思いが込められている。

体に良いお魚を美味しく食べよう


「焼くと家が臭くなる」「焼くのが大変」などの理由で、家庭の食卓に魚が並ぶことが少なくなりつつある。しかし、本来の旨みを存分に引き出す焼き加減と、絶妙な塩加減によって調理された干物には、何処か懐かしい味わいがある。


そこで「近江水産おさかな食堂」は、熱々のご飯やお味噌汁の定食とともに美味しい干物を提供。健康志向の昨今、体に良いお魚を美味しく食べてもらいながら、日本の食文化にも貢献していくという。

おさかな食堂なのに、肉もうまい

「近江水産おさかな食堂」は、おさかな食堂なのに、お肉もおいしいのが特徴。お魚が苦手な人や、がっつり食べたい人とも気兼ねなく来店できるよう、肉定食も用意されている。


名物「だし巻き玉子」もおすすめだ。

すべての定食はお弁当として持ち帰りもOK

また、食事処として利用できるだけでなく、すべての定食をお弁当として持ち帰ることができるのも「近江水産おさかな食堂」の魅力だ。電話注文も可能なので、忙しい日々を送っている人は助かるはずだ。

毎日通いたくなるような居心地の良い空間


「近江水産おさかな食堂」は、温かい接客も大切にしており、毎日通いたくなるような居心地の良い空間作りを心がけているとのこと。家族連れ、仕事のお昼に、一人でゆっくりと食事をしたい人、お魚が好きなすべての人に、海の恵みと人々の温かさを広める場所として、多くの人々に愛され続けることを目指していくという。