80年代はまさにアイドル歌謡全盛期でかつ多くのJ−POPが誕生しまさに名曲たちが群雄割拠していました。00年代になると、デジタル音楽の進化と融合で可能性の幅が一気に広まり数々の名曲が誕生しました。今回のこの記事では名曲ぞろいの80年第00年代の音楽をご紹介します!

J-POP名曲ランキングTOP25【1990年代~1980年代】第25~21位

J-POPの名曲第25位:RIDE ON TIME/山下達郎

こちらは1980年5月1日に発売された通算37作目にあたるシングルです。50万枚を売り上げる大ヒットを記録しはじめてオリコントップ10に入りました。03年にはドラマ「GOODLUCK」のタイアップに伴い再度リマスタリングされ発売され話題となりました。

J-POPの名曲第24位:唇よ、熱く君を語れ/渡辺真知子

こちらは80年1月21日に発売された渡辺真知子さんの7作目のシングルです。これまでは全て失恋を題材にした楽曲が発売されてきましたが、ここで初めて明るい曲が発売されたことで話題となりました。自身も「素が出せた」と語っていました。

J-POPの名曲第23位:Wake Up/財津和夫

TULIPのリーダーである財津和夫さんの2作目のソロシングルです。79年12月20日に発売され、セイコーのCMソングに起用され年をまたいで大ヒットとなりました。のちにアサヒ飲料の缶コーヒー「WONDAモーニングショット」のCMにも起用されました。

J-POPの名曲第22位:ハッとして!Good/田原俊彦

こちらは80年9月21日に発売された田原俊彦さんのシングルです。60万枚を超える大ヒットとなり日本レコード大賞では新人賞を獲得しました。哀愁でいとに次ぐ大ヒットとなり、まさに田原俊彦さんを代表する名曲と言えるでしょう。

J-POPの名曲第21位:倖せさがして/五木ひろし

こちらは80年3月5日に発売された五木ひろしさんのシングルです。86年8月中旬までの累計出荷枚数は75万枚を超え、同時点での自身歴代9位の大ヒットとなりました。それだけ五木ひろしさんには名曲が多いというのがわかりますね。

J-POP名曲ランキングTOP25【1990年代~1980年代】第20位~11位

J-POPの名曲第20位:終止符/アリス

こちらは79年12月20日に発売されたアリスの17枚目のシングルですが、16枚目の「美しき絆~Hand in Hand~」と同時発売され話題となりました。アルバムからのリカットシングルでプロモーション活動をしていないにもかかわらず50万枚を売り上げ大ヒットとなりました。

J-POPの名曲第19位:パープルタウン/八神純子

こちらは80年7月21日に発売された八神純子さんの9枚目のシングルです。日本航空JALPAK「I LOVE NEWYORKキャンペーン」のCMソングに抜擢され、この年の紅白歌合戦に初出場を果たしました。話題性十分だった今作は60万枚を売り上げました。

J-POPの名曲第18位:防人の詩/さだまさし

今作はさだまさしさんが80年7月10日に発売した12枚目のシングルです。映画「二百三高地」の主題歌に起用され65万枚の大ヒットとなり話題となりました。現代でも秋川雅史さんや清春さんらがカヴァーするなど人気の高い楽曲です。

J-POPの名曲第17位:おやじの海/村木賢吉

こちらは72年に村木賢吉さんによって500枚だけ自主製作され、その6年後の78年に釧路市の有線放送で流れたことで火がつきました。その翌年の79年に再発売され大ヒットした演歌です。翌年の80年にかけて大ロングセラーとなりました。

J-POPの名曲第16位:蜃気楼/クリスタルキング

こちらはクリスタルキングの2枚目のシングルで、80年4月5日に発売され75万枚の大ヒットとなりました。田中ちはるさんがモデルとなった資生堂「輝け!ナツコSUN」のキャンペンソングに抜擢され話題となりました。

J-POPの名曲第15位:青い珊瑚礁/松田聖子

こちらは言わずと知れた80年7月1日に発売された松田聖子さんの2枚目のシングルです。グリコのアイスクリーム「ヨーレル」のCMソングに抜擢され、初登場時は87位にもかかわらず2ヶ月で2位まで上り詰めました。

松田聖子さんの初期の代表曲として、これまで何度も名曲を振り返る特番などで採り上げられています。最終的にこちらの楽曲はミリオンセラーを獲得しています。

J-POPの名曲第14位:長い夜 / 松山千春

こちらは松山千春さんが81年4月21日に発売した10枚目のシングルで、自身最大のヒット曲となりました。これまではフォーク調が多かったため、ロック調の今作は発売を反対する声もあったそうで、今作のヒットは意外だったと話しています。

J-POPの名曲第13位:めだかの兄弟 / わらべ

こちらの楽曲はわらべにとって1枚目のシングルであり、82年12月21日に発売されたのち、最終的に88万枚を記録する大ヒットとなりました。

J₋POPの名曲第12位:贈る言葉 / 海援隊

こちらは79年11月1日に発売された海援隊の16枚目のシングルです。「3年B組金八先生」の第1シリーズの主題歌に使用されドラマのヒットとともにミリオンセラーを記録しました。

学園ドラマに起用された経緯から、現在では山口百恵さんの「いい日旅立ち」と同様に、学校の卒業ソングとして耳馴染みのある名曲です。

J-POPの名曲第11位:順子 / 長渕剛

こちらは80年6月5日に発売された長渕剛さんの5枚目のシングルです。アルバム「逆流」からのリカットシングルでオリコンチャートでは8週連続で1位を獲得しました。

この楽曲は、初期の頃こそライブでのみ演奏されていましたが、92年まで全く演奏されることはありませんでした。ですが04年の桜島オールナイトライブ以降は、頻繁に演奏されている名曲です。

J-POP名曲ランキングTOP25【1990年代~1980年代】第10位~1位

J-POPの名曲第10位:ハイスクール・ララバイ / イモ欽トリオ

こちらはフジテレビ系のバラエティ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」から誕生した、イモ欽トリオのデビューシングルとして81年8月5日に発売されました。この曲のヒットにより、同番組の視聴率も30%を突破することになりました。

J-POPの名曲第9位:ランナウェイ / シャネルズ

主にCMソングを担当していたアマチュアグループのシャネルズ(のちのラッツ&スター)の初レコード作品です。元はパイオニアのラジカセ「ランナウェイ」のCMソングとして製作されましたがレコード化され、110万枚の大ヒットとなりました。

J-POPの名曲第8位:もしも明日が…。 / わらべ

こちらは2人体制になってからの再出発作として83年12月21日に発売されたわらべの2枚目のシングルです。97万枚を売り上げた今作は、わらべ史上最大の売り上げ作品となりました。

J-POPの名曲第7位:スニーカーぶる~す / 近藤真彦

こちらは近藤真彦さんのデビューシングルとして80年12月12日に発売されました。前年の79年に「3年B組金八先生」にて俳優デビューをしていた自身の歌手デビュー作品で自身最大の売り上げとなりました。ジャニーズ事務所としても初めてのミリオンセラー作品となりました。

J-POPの名曲第6位:さざんかの宿 / 大川栄策

こちらは演歌歌手の大川栄策さんが82年8月1日に発売された33枚目のシングル作品です。自身にとっては69年の「目ン無い千鳥」以来となる13年ぶりの大ヒットで、180万枚を記録しました。この曲のヒットで日本レコード大賞ロングセラー賞を獲得しました。

J-POPの名曲第5位:大都会 / クリスタルキング

こちらは79年11月21日に発売したクリスタルキングのデビュー曲でミリオンセラー作品です。タイトルにある「大都会」は、東京を指しているものではなく、「博多」をイメージしているのだそうです。

J-POPの名曲第4位:奥飛騨慕情 / 竜鉄也

こちらは80年6月25日に発売された竜鉄也さんのデビューシングルです。72年に製作され、自主制作として2000枚だけ販売されたのちに作詞家の喜多條忠さんの目に留まりメジャーデビューが決定しました。累計150万枚を超える大ヒットとなりました。

J-POPの名曲第3位:ルビーの指環 / 寺尾聰

こちらは寺尾聡さんによる6枚目のシングル作品として81年2月5日に発売されました。ヨコハマタイヤ「ASPEC」のCMソングに起用されました。所属する石原プロモーションの石原裕次郎さんに評価をもらいレコード化が決定しました。

J-POPの名曲第2位:異邦人 / 久保田早紀

こちらは久保田早紀さんが79年10月1日に発売したデビューシングルです。元は国立駅前の大学通りをイメージして製作されたため、本人曰く「ふとした瞬間にできた曲がここまでヒットするとは…」と当時大変戸惑っていたようです。

J-POPの名曲第1位:ダンシング・オールナイト / もんた&ブラザーズ

こちらはもんた&ブラザーズのデビューシングルとして80年4月21日に発売された楽曲です。ソロとして思うようなヒットに恵まれず悩んだ末に再起をかけて発売されました。

発売当初は話題になりませんでしたが、同年5月にオリコン19位に浮上してからうなぎ上りに大ヒットとなり、最終的に累計販売枚数200万枚を記録する大ヒットとなりました。

やはり今作が同ユニットの代表曲としての印象が強いですよね。ですがのちの「赤いアンブレラ」「DESIRE」などが20万枚以上のヒットを記録するなどこの曲をきっかけにスター街道を駆け抜ける形となりました。