映画ライターは明かす。

「今年10月に『劇場版ACMA:GAME最後の鍵』、11月には『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』と最新映画2作でラスボス的な悪役を演じ、その怪演ぶりが評判を呼んでいる小澤征悦です。『ACMA:GAME』では、ゲームの支配者という複雑なキャラクターを演じ、独特の“顔芸”が観客に大きなインパクトを与えました。また『アングリースクワッド』では、主演の内野聖陽を相手に“嫌なヤツ感”を見せつけています。彼の表情の作り方や台詞回しには一種の『遊び心』があると言われ、単に怖いだけではなく知的で狡猾、それでいてどこかユーモラスで人間臭い部分を持ち合わせている雰囲気を漂わせています。そのため、観客に『ただの悪役ではない』という印象を与え、映画全体の緊張感を高めています」

 元々演技力には定評のある小澤だが、ここに来てアクの強い悪役を巧みに演じることでさらに存在感を放っているという。

 復活した香川との“ラスボス演技”対決が実現すれば大いに話題になりそうだが果たしてその日は来るのか?