そんな時は『一部だけ』カジュアルを取り入れるのでもいいんです。カジュアルといっても、全身のアイテムをカジュアルにしなくてはいけないわけではありません。例えばトップスはいつものようにきれいめなものにしても、ボトムスにデニムを合わせるだけでかなりカジュアルな印象になります。

たくさん歩く水族館や動物園なら靴はスニーカーが動きやすいですが、ヒールがないパンプスなどもいいと思うので、無理のないカジュアルなコーディネートを心がけてみるといいかもしれません」

――美術館などアート系のデートの場合はどうでしょう?

角「美術館や博物館でのデートの日は、デザイン性のある服を一つ投入すると、大人の遊び心あるコーディネートが実現できると思います。アシンメトリーなシャツや、色が特徴的な服なども素敵だと思います。それがハードルが高いなら、ネイルで遊んでみたり、バッグやアクセサリーが印象的なものを選んでみたりするといいと思いますよ。ネイルは簡単に取り入れやすいので、おすすめです」

◆スポーツ観戦なら、まずはプルオーバーをゲットしよう

――サッカーや野球、ラグビーなどのスポーツ観戦は、ふたりで一緒に盛り上がれるデートとして人気です。スポーツ観戦デートでおすすめのカジュアル服はありますか?

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角「GUなどでよく見かける、スウェットのプルオーバーを1枚持っておくと、スポーツ観戦の時には便利だと思います。シンプルなクルーネックのものは着心地もいいですし、動きやすくてラフだけど、トレンドも取り入れていておすすめです。

応援するチームがあるなら、チームカラーを使ったアイテムを投入するのもいいですね。合わせる靴は、ナイキやアディダスの白や黒のスニーカーが無難ですが、ベージュやグレーのスニーカーも優しい色合いのコーディネートに合っておしゃれな印象に仕上がります」

◆要注意は“立体感のないフード”と“無難な色だけの組合せ”