生涯のパートナーが苦境に陥った時、あなたはどうしますか? 大半の方は余程の事情がない限り「もちろん助ける」という選択をすると思うのですが、相手が裏切らないという保証はどこにもありません。
今回ご紹介するのは、サウジアラビアで起こった結婚に関する悲しい出来事です。
■「借金がある」と懇願
現地ニュースの報道によると、近日ある男性が借金の返済を理由に妻から12万サウジアラビア・リヤル(日本円で約330万)もの大金を拝借したそう。
夫の借金を心配した妻は、彼を心配するあまり真っ先に銀行に向かい、お金をおろして来たのだそうです。
「これでもう大丈夫…」そう妻が安心したのもつかの間、親戚筋から自身の夫が新たな嫁を迎えるらしいと聞きつけます。
借金があるのに、一体何故…?
■新たな嫁をもらうつもりだった
その後、妻は夫を問い詰めましたが「そんなことあるわけない」と一蹴され話はひとまず収まったと思われました。
しかし、秘密を隠し切れなくなった夫は「実は新しい嫁を貰おうと思う」と告白。妻はその場で激怒し、渡した金を全て返して欲しいと取り立てます。
サウジアラビアは一夫多妻制が認められている国家であるため、この場合夫が浮気をしているということにはなりません。その上女性から離婚を申請し、夫が拒否した場合(不貞行為以外の)明確な証拠がなければ難しいという背景があることから、妻は12万サウジアラビア・リヤルを巡って裁判を起こすことを決意したのです。