アーユルヴェーダの考えに基づくスリランカ料理を提供するレストラン「アルッガマゲ」は、生成AIを活用したアーユルヴェーダ体質診断チャットボット「アーユル診断GPT」のβ版を12月10日(火)にリリースする。
生活習慣などの改善案を提供
「アーユル診断GPT」は、LINEで簡単な7~10問ほどの質問に答えるだけでユーザーの体質(ドーシャ)を診断し、その結果に基づいてユーザーの体質に合ったおすすめのスパイス・ハーブなどの食材やパーソナライズされた料理レシピ、生活習慣などの改善案を提供する。
性別、年齢、体調などのユーザーごとの特徴や特性に応じて問診が最適化されるため、より正確な診断が可能になるほか、アーユルヴェーダの知識がなくても診断可能という点にも注目したい。
また、提案された食材や料理を気軽に試せるよう、数クリックで注文することができる(年内実装予定)。
開発者のコメント
開発者の比良 竜太氏は、「現代社会では、子どもから大人まで、多くの人が学校・職場・家庭など複数の社会組織に身を置いています。そして誰もが、上司や部下、妻や夫、母親や父親、先生や生徒、兄弟姉妹などの社会的役割を1日の中で行ったり来たりと切り替えながら生活しています。そこに心身へのストレスがかかり、体調を崩してしまう一因になっているのではと考えています。(中略)開発者である私も、人間関係の悩みや職場でのハードワークによって食事や睡眠が疎かになり、体調を崩した時期がありました。そんな時に、インド・スリランカ発祥の予防医学であるアーユルヴェーダの、『個々の体質に合わせた生活習慣や食生活を心がける』考え方に出会いました。自身の体質の特徴を理解して、それに最も適した生活の仕方や食事習慣を無理なく取り入れることを始めてみると、自分の心身のバランスが、自分の納得のいく安定した状態に少しずつ変化していくことを実感しました。」とコメント。