城山博文堂は、モフモフをイメージするデザインの外枠と専用書体の印鑑「モフモフはんこ」を、12月3日(火)に発売した。
同商品は、クラウドファンディングで先行発売した際の内容から、さらにモフモフ感を増したデザイナーズ印鑑だ。
押しても押されても楽しく気分が上がるハンコ
「モフモフはんこ」は、近年よく使われる言葉の「蛙化」「推し」「それな」などを書き出し、良いイメージ・覚えやすい・今後も長く使われそうなものなどを念頭に選定されている。
最終的に選んだ、モフモフと言う言葉からインスパイアされたハンコを目指したという。
一見関連性のないハンコにモフモフを加味することで、押しても押されても楽しく気分が上がるハンコに仕上げられている。また同社は、同商品を楽しく使用することで、ハンコレスと言われて負のイメージがある現状を、良いイメージに変えられるのではないかと考えたという。
先行発売のクラウドファンディングで購入した人々からも好評価を集め、内容をブラッシュアップして再発売するために同社は作業を進めた。
オリジナルのモフモフ書体で提供
「モフモフはんこ」は、雲や動物などを参考に、感覚的にモフモフと感じられるようなハンコの外枠をデザイン化。名前につかわれる書体も丸みがあるものが選択され、さらに枠に沿って丸く変形することで、オリジナルのモフモフ書体(※)として提供している。
また、控えめなイメージが好みの人向けに、変形しない一般的な6書体も用意。注文時に、枠デザイン・書体・名前などを指定し、デザイン・加工の上で発送してもらえる。
クラウドファンディング時からのブラッシュアップ点は、外枠デザイン数が12種類から18種類になったこと。
そして、モフモフ書体数は8種類から16種類へと変化。
クラウドファンディング時は、外枠に沿って複数の文字全体をまとめて丸く変形していたため、文字に違和感の出る可能性もあった。そこで全体ではなく、1文字ごとに丸く変形することで、やや控えめにモフモフ感を得られる書体が追加された。