正解は「いしなご」でした!
「石子」は昔の外遊び。
遊びのルールは、地面に撒いた石のひとつを投げ上げ、地面に落ちる間に他の石とともに拾いつくしていくというものです。
1.それぞれお気に入りの親石を決める
2.「ひとくいしょう(小石がひとつの意)」のかけ声に合わせて親石を放り、落ちる前に子石を拾って親石と一緒に受け取る
3.「ふたくいしょう(子石が2つの意)」のかけ声に合わせて親石を放り、次の小石を拾う
4.子石が全部なくなったとき、最終的に拾った子石が多い子が勝ち!
別名「石などり」「石投げ」「手石」とも呼ばれました。
古くは19世紀の『守貞漫稿(もりさだまんこう)』という風俗史に、童女たちが「石子」で遊ぶさまが記録されています。
女児だけでなく、男児も一緒に遊ぶことがあったそうです。
「石子」は「お手玉」の原型で、地域によっては同一視されます。
最後はこの漢字!「蕪辞」
「蕪辞」の読み方をご存じですか?
「蕪」は「無」という字に似ているから「むじ」と読みたくなりますが、間違いです。
それでは、何と読むのでしょうか?
「蕪辞」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「○じ」の2文字
- どちらの字も音読みです
- 「蕪」の音読みは「無」の音読みと同じです
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「蕪辞」の読み方、正解は・・・
正解は
「ぶじ」
です!
「蕪」は野菜のカブのことを思い浮かべますが、意味を調べてみると
- あれる、しげる。雑草が茂って荒れる。
- みだれる。
- アブラナ科の二年草。
と、野菜とは別の意味の方が先に出てきます。カブの葉は生い茂って地面を覆いつくすので、そこからカブという野菜の意味として使われるようになったのではないかと言われています。
「辞」という字は「やめる」という意味をイメージしますが、この場合は「辞書」などで使われる「言葉」という意味で使われています。