「感性が巡る、経済を創る」を企業理念に、文化産業のインフラ創造を目指す「HARTi」は、11月30日(土)にグランドオープンした韓国カルチャー複合施設「ハルハナ(하루하나)」に、スマートプリ機「HARTi Photo」を常設することを発表した。短期間の実証実験を除き、常設での設置店舗の開業は同社初の事例となる。
独自の体験価値を提供
近年、フォトブース市場はイベントやエンターテイメント産業での需要拡大に伴い、世界規模で着実な成長を遂げている。
韓国ではセルフ写真館(フォトブース))が若者を中心に大きな人気を博しており、韓国国内で数百店舗を展開するブランドも多数登場している。その多くが日本の「プリ機」と異なり、自然な写りで最もナチュラルに自分を表現できる点で独自の体験価値を提供している。
また、K-POP等の有名アイドルのIPとのコラボレーション等も積極的に展開しており、若者の「推し活」トレンドの発信基地としても注目を集めている。
ナチュラルな美しさを引き出す
そんな背景から「HARTi Photo」は、「“好き”を表現できる、場所を創る」をコンセプトに、全機種がインターネット通信で24時間365日コンテンツの差し替えや自動アップデートが可能なスマートプリ機として開発された。
従来の日本式のスタイルのプリに見られる過度な加工や補正に頼らず、AI技術でひとりひとりのナチュラルな美しさを引き出し、SNSでの共有にも最適な写真データを追加料金不要でスマホにダウンロードできる。
また、スタンダードなデフォルトのフォトフレームに加え、期間限定のIPタイアップフレームや、アーティストによるオリジナルデザインのフレームなど、クリエイターとの積極的なコラボレーションを計画している。
シンプルでモダンなブースデザインは、若者に人気のSNS映えするスポットとして注目されているそう。