日本保育防災協会は、11月5日(火)~2025年1月10日(金)の期間、寄付クラウドファンディング「GIVING100(ギビングハンドレッド)by Yogibo」にて、能登半島地震および能登豪雨で被災した保育施設の復興支援を目的とした、クラウドファンディングのプロジェクトを実施している。

プロジェクト実施の背景

1月1日(月)に発生した能登半島地震では、マグニチュード7.6、最大震度7の強い揺れを観測し、多くの建物が倒壊するなどの被害が出た。

地震発生以降、現地の人々は復旧・復興が進められてきたが、9月に追い打ちをかけるように能登豪雨が発生。自然災害の猛威が再び能登地方を襲った。

地震・豪雨の被害を受けた園の様子

現地の保育施設では園舎が損傷し、備品が壊れるなどの影響で、日常の保育活動が困難な状況に置かれている。また、子どもたちや保育者の心のケアも必要となり、日常を取り戻すためには支援が不足しているのが現状だそう。

その現状を目の当たりにして、日本保育防災協会は「私たちに何かできることはないか?」と考えた。そして同団体は、七尾市の「幼保連携型認定こども園ひまわり」、穴水町の「平和こども園」、輪島市の「和光幼稚園」と話をする機会を得た。

話を聞く中で、同団体は「子どもたちが安全に過ごすために必要な保育環境」が十分に整っていないことを痛感し、今回のプロジェクトを立ち上げたという。

寄付金が100%届く「GIVING100 by Yogibo」

同プロジェクトの目的は、能登半島地震および豪雨被害で困難な状況に直面している保育施設の支援。未来を担う子どもたちのために、園舎の復旧や安全に過ごせる保育環境を整え、安心して遊び・学べる環境を取り戻すサポートをする。

プロジェクトを実施している「GIVING100 by Yogibo」は、寄付金が100%届く、社会課題解決型の寄付クラウドファンディングサイトだ。一般的なクラウドファンディングサイトでは、9〜20%の決済手数料が発生するケースが少なくない。