ラグビーリーグワン所属の「LeRIRO福岡」を運営する「LERIRO」は、福岡県久留米市に地域交流拠点施設「LERIRO BASE(ルリーロベース)」をオープンした。
日本ラグビー最高峰のリーグワンに参入決定
「LeRIRO福岡」は、2022年4月に福岡県うきは市を拠点とし、福岡県南部エリアをホームタウンとして設立された九州唯一の独立系ラグビーチーム。設立初年の2022年に参入したトップキュウシュウAリーグで優勝し、2024年-2025年シーズンは日本ラグビー最高峰のリーグワンへの参入が決定している。
また、「LeRIRO福岡」を運営する「LERIRO」は、「プロラグビーチーム事業」に加え、地域事業者の支援を行う地域商社機能を有した「地域商社事業」や、地域の観光集客や移住促進・教育など地域の将来をつくる「みらいづくり事業」を展開。うきは市を中心とする福岡県南部エリアに、地域貢献と地域経済の活性化を目指している。同社は、地域社会の魅力あふれる資源や産業と、プロスポーツ選手をつなぎ、新たな価値を創造・循環させていくことで、地域や社会の活性化に寄与していくという。
飲食店「ルリーロ酒場」も登場
「LERIRO BASE」では、チーム・選手と地域の人々の交流を目的としたイベント、地域の挑戦者と全国の支援者のマッチングイベントを開催。
ほかにも、レンタルスペースとしての利用やミーティングの場なども提供する多目的な施設だ。
施設内には、飲食店「ルリーロ酒場」もオープン。「ルリーロ酒場」では、「食」に関わるトータルプロデュースと飲食店運営を手がける「キッチン」と連携し、「LeRIRO福岡」のチームカラー「瑠璃色(るりいろ)」をモチーフにしたドリンクを提供。同店は、地域に愛される憩いの場となることを目指している。
「LERIRO」代表の島川大輝氏は、「この施設が、世代を超えたたくさんの地元の人たちが集まる場所になってほしいと考えています。飲食店は地元に愛されるための大きな試金石であり、株式会社キッチンさんのエンタメ性のある業態メニュー開発に大いに期待しています」とコメントを寄せた。