挨拶の大切さと効果を知ろう!挨拶をする理由5【会話のきっかけに】
挨拶をする理由と意味5つ目は、会話のきっかけができることです。
一言挨拶をしてしまえば、なぜか「何か話さなくちゃ!」という心理に追い立てられるものです。挨拶して、その後何も言わずに素通りというのは、よほど冷めた人間関係でないと難しいと思います。
会話の内容は何でもいいのです。最初のうちは「いい天気ですね」「うん、そうだね」が繰り返されるだけでもOKです。
そのうち、否応でも会話の糸口を見つけることができるようになります。なにせ、毎日相手の様子を観察しているようなものですから。
「髪切りました?」「何かいいことありました?いつもと雰囲気違いますよ」という風に切り出せば、会話はいくらでも発展していきます。
まずはきっかけづくりを始めましょう。
挨拶の大切さと効果を知ろう!挨拶をする理由6【気持ちの切り替え】
挨拶をする理由と意味6つ目は、気持ちの切り替えができることです。
日々の暮らしにおいて、誰しも気分が高揚することもあれば、逆に落ち込むこともあるでしょう。
だからと言って、「自分の気分が高揚しているから、みんなもいっしょに盛り上がれ」また、「自分の気分が落ち込んでるから、みんなもいっしょに落ち込め」なんてことはできないのが社会生活というものです。
気分が高揚している分にはまだいいですが、「いっしょに落ち込め」というのはある意味傲慢です。そこで自分の心理状態をスムーズに切り替えるためにも、挨拶は非常に有効なのです。
できれば、挨拶に「元気になりたい」という気持ちを込めて、相手に届けるようにしましょう。自分の気持ちが切り替わるとともに、相手にも思いが伝わりやすくなりますよ。
挨拶の大切さと効果を知ろう!挨拶をする理由7【相手の承認欲求】
挨拶をする理由と意味7つ目は、相手の承認欲求を満たせることです。
これまで挨拶する側のメリットを述べましたが、挨拶はされる側にもメリットがあります。そのメリットとはずばり、「相手の存在を認める」ことに尽きます。
アメリカの心理学者マズローは、人間の欲求はピラミッドのように5段階から成り立っているという「欲求5段階説」を提唱しました。
第四階層の「尊厳欲求」は「承認欲求」とも呼ばれ、他人から認められたい、尊敬されたいといった心理が芽生えるものです。
挨拶ひとつで自分は「その人がここにいる」と認知でき、相手に「自分の存在が認められた」と感じさせることができるのです。それこそが挨拶されてうれしい、と感じる理由と言えるでしょう。