千葉県習志野市では、市制施行70周年記念事業として様々な企画が行われている。この記事では、市制施行70周年を記念したデザインマンホールのマンホールカードや習志野和柄が完成した話題を紹介しよう。

市制施行70周年記念デザインマンホールカードを配布


習志野市を含む全国の市町村では、マンホールの蓋を通じて下水道事業への理解と関心を深めてもらい、また、住民やその市町村を訪れる人たちにも楽しんでもらうことを目的に、様々なデザインのマンホールを制作している。

習志野市では、制施行70周年を記念したデザインマンホールを制作。デザインを市立習志野高校美術部の生徒が担当した。70周年のキャッチフレーズ「演奏(かなで)よう 未来へ 70th」をイメージし、市木「アカシア」の花と葉が風に揺れ、明るい陽光が差す水辺の空を2羽の小鳥が翼をはためかせて飛ぶ様子が描かれている。


このマンホールは、市役所南側の菊田遊歩道入口に設置されている。

そして、今回、このデザインマンホールのマンホールカードも完成。12月20日(金)より配布を開始する。

マンホールカードとは、各地のデザインマンホールを紹介する名刺サイズのカード。下水道に理解や関心を深めてもらうため、下水道広報プラットホーム(GKP)と地方自治体とが協働して発行している。表面にはマンホール蓋の写真と位置情報、裏面にはデザインの由来が記載されている。カードは無料でもらえ、コレクションとしても手軽に楽しめる。これまでに第1弾から第23弾まで1076種、714自治体・3団体のマンホールカードが発行されており、同市では第3弾に発行して以来、2作目のマンホールカードとなる。


マンホールカードの配布は12月20日(金)〜。配布場所は谷津干潟自然観察センター。配布時間は午前9時〜午後5時で、入館は午後4時30分まで。毎週月曜日(月曜日が祝・休日の場合は翌平日)と12月28日(土)〜1月1日(水)は休館日となっている。