でも、【美める】を読むとなると難しくなります!

「美める」の読み方のヒントは?

それでは、1つ目のヒントです。

まず、「美」がつくモノやコトを思い浮かべてみましょう。

次に、ふさわしいシチュエーションを想像してください。

その場にいたら、口に出しそうなセリフはどんな言葉?

2つ目のヒント。

「美める」のほかには、「美め言葉」、「美められる」といった使い方もします。

正解は…

 

 

 

正解は、「ほめる」です!

一般的には、「褒める」や「誉める」という漢字を使います。

「美」と「ほめる」のイメージは近いので、今回は正解者が多かったかもしれません。

「美い」と書いて「よい」とも読みますが、こちらもイメージが一致しますね。

ちなみに「美美しい」や「美々しい」は、そのまま素直に「びびしい」と読みます。

「美」が変化して「み」になった

「美」にまつわる豆知識を紹介しましょう。

漢字を草書体にくずすと平仮名になりますが、「美」が草書体に変化して誕生した平仮名は、「み」です!

最後は「熬る」の読み方!

一見すると「熟(じゅく)」に似ていますが…読めますか?

早速ヒントを読んで考えてみましょう。

「熬る」の読み方のヒントは?

料理を作るときに使います。

例:「豆を熬る」、「ゴマを熬る」

食材の水気がなくなるまで、しっかり「熬る」のがおいしさのポイント。

特にコーヒー豆を「熬る」と、なんともいい香りがします!

正解は…

 

 

 

正解は「いる」です。

「煎る」や「炒る」の方が一般的ですが、「熬る」と「煎る」の下には「灬」(れっか)、「炒る」の左側には火偏(ひへん)があります。

この3つの漢字には、火の部首が共通してるんですね!

料理以外では、古典文学の「春雨物語」に「心熬る(こころいる)」という表現が残されています。いても立ってもいられない、いらだちやあせりを表す言葉です。

「熬る」以外の使い方は?