首都圏を中心に補聴器販売店を運営する「リードビジョン」は、出版物取次大手「トーハン」とフランチャイズ契約を締結し、11月26日(火)、1号店となる「小型補聴器専門ヒヤリングストア大宮店」を出店した。

「小型補聴器専門店ヒヤリングストア」について

補聴器ユーザーである「リードビジョン」代表の清水大輔氏が「これから補聴器をお使いになる方々が安心して通いやすい、相談しやすいお店」を目指し、東京の目黒、新宿、池袋、自由が丘、二子玉川、成城、蒲田、吉祥寺、神奈川の横浜、千葉の船橋に出店している「小型補聴器専門店ヒヤリングストア」。


補聴器ユーザーの気持ちに寄り添った接客と最先端の設備を兼ね揃えるほか、メーカーと共同して企画した小型の補聴器「見せない補聴器」を独自商品として展開している。

フランチャイズ契約を締結の背景

今回、フランチャイズ契約を締結した「トーハン」は、全国の書店やコンビニエンスストアへの出版流通を軸に、海外事業やEC事業、図書館事業など本に関連した多岐に渡る事業を展開。中期経営計画にて、事業領域の拡大を掲げ、これまで新規事業を積極的に推進してきた。今回、ヒヤリングストアの理念に共感、書店を利用するシニア層との関連性も深い補聴器販売事業への参入に至ったという。

なお、今回で11店舗目となる「小型補聴器専門ヒヤリングストア大宮店」は、埼玉初出店。大宮駅西口から徒歩2分の立地である大宮そごうビル内3階にオープンした。

同店は、明るく親しみやすいスタイリッシュな内装で、防音効果を確保した聴力測定室を2部屋完備している。

「リードビジョン」清水氏のコメントを紹介

「リードビジョン」代表の清水氏は、「近年、認知症の一番の危険因子が難聴であることが分かってきました。しかしながら、日本の補聴器普及率は15%と欧米と比べると大変低いものとなっています。少子高齢社会である日本の様々な課題解決に補聴器の果たす役割が大きくなっている今、弊社の掲げる『補聴器がメガネのように抵抗なく使える社会の実現』に向け、全国展開の第一歩となる大宮店には大きな期待をしています」と想いを語っている。