所属タレントの大量離脱による苦境もささやかれる同事務所。11月1日には、21年3月に契約を解消していた人気K-POPグループKARAのメンバー・知英(ジヨン)の再契約が発表されるといった明るいニュースもあったが、テレビ局関係者はこう話す。

「KARAは今年に入って日本で再始動したものの、すでに人気はピークを過ぎている印象が持たれている。おまけに、知英は日本語があまり上手くないという問題もあり、以前のように続々とオファーが入るのかは……。一部報道によると、以前に設立した動物プロダクション『スウィートパワー アニマル』の動物たちをマネージャーが必死に売り込んでいるなんて話もありますけど、かつての勢いを取り戻せるかは期待したいところですね」

 こうした背景もあり、所属事務所としても今作でドラマデビューを果たした新人の黎架に期待するところは大きそうだ。

「辣腕で鳴らす社長が新人をスカウトする際に注目していた『あまり芸能界に興味がない』という点は内山や堀北さんらと共通する部分があります。とはいえ、長身で体育会系の黎架さんはこれまでのスウィートパワーにはいなかったタイプ。それに、かつては売れっ子女優を多数抱えて、ドラマや映画のキャスティングにもそれなりの影響力を誇っていた同社ですが、近年はそうしたパワーも衰えていますからね。そうした中で黎架をどう育てて、どう売り出していくのかは興味深いところです」(同テレビ局関係者)

 果たして黎架はその活躍で窮地の所属事務所を救うことができるのか?