そのポジションに寿々歌が入ってきたから「お人形さんのような彼女が、なぜ私がいるバラエティ的な立ち位置に!?」と、嬉しさと同時に驚きもあった(笑)。でも一緒にいるうちに、楽しいことが大好きな、明るい子なんだなあって。
◆てれび戦士だった子たちとは、今も親戚のような独特な感覚鎮西:関西出身なのも関係しているかもしれないけれど、おとなしく座ってるよりも、誰かを喜ばせることに充実を感じるタイプ。
長谷川:そのキュートさで、スベることを恐れず次々と体当たり的なギャグを繰り出してきたりして。なんてかわいい子なんだ!と。
鎮西:(笑)。あかりちゃんはすっごいパワフルで、誰よりもしっかりしていて……。スタッフさんにも頼られている存在だったなあ。てれび戦士だった子たちって、思春期の濃い時間を共に過ごしてきたからか、今もまるで親戚のような独特な感覚があるでしょう?
長谷川:うん。大人になった今、皆いろんな分野で活動しているけれども、根っこはどこかでつながっているイメージがある。
鎮西:その中でもあかりちゃんとは、また不思議な連帯感があるんだよね。私がアイドル活動を始め、TikTokでバズったのと同じ頃に、あかりちゃんの料理もSNSで注目され始めて。そんなタイミングが重なることって、あまりないからすごいことだなって。
長谷川:そう。「一緒に頑張ろう! いつか公の場で話せる日がくるといいね」って。
鎮西:それが一昨年ぐらいに雑談したときのことで。今日、それが本当に実現し、改めてあかりちゃんの行動力に感動しています!
◆アイドルとしては2年目、でも芸歴は10年以上
鎮西:出会ったきっかけは子役の世界だったけど、意外と、当時を懐かしむことは少ないかも。今、一緒にやりたいこと、話したいことのほうがいっぱいあるよね。
長谷川:寿々歌は今、FRUITS ZIPPERとして大ブレイク中だけど、アイドル活動を始めてみてどう? 私としては、寿々歌に「アイドルをやるんだ~」って教えてもらったときは、少しびっくりもしたけど、違和感はなかった。