メガネをかけたようなメガネフクロウ、お面を被ったようなメンフクロウもいる。小さなインドコノハズク、アフリカオオコノハズク、スピックスコノハズク、大人気のコキンメフクロウが来館者を迎える。慣れたフクロウを“手載せ”することも可能だ。なお、時間や体調によって触れ合える種類は異なる。


小動物コーナーでは、ふわふわのモモンガ、ツンツンした毛が特徴的なハリネズミ、柔らかな手触りのチンチラ、そしてユニークな動きが魅力のキンカジューが迎えてくれる。それぞれの動物たちの個性や生態を間近で観察しながら、癒しのひとときを過ごせる。


ウサギ・爬虫類コーナーでは、ふわふわの毛並みで癒しを与えるウサギ、ユニークな模様が魅力のトカゲ、滑らかな肌触りのヘビ、そしてぷっくりとした姿が愛らしいカエルに出会える。

英国スタイルのインテリア

英国アンティーク博物館BAM鎌倉が手がける「かわいい生きものミュージアム」のインテリアは、上品で温かみのある英国スタイルが魅力。ヴィクトリア朝を思わせるアンティーク家具や装飾品を巧みに取り入れ、小動物たちが暮らす空間をエレガントに演出する。


生きものたちが本物のアンティークでコーディネートされた様子は、まるでアートのようだ。

マツダケン氏がメインヴィジュアルを担当

メンフクロウ(カフェ&モカ) by KEN MATSUDA

「かわいい生きものミュージアム」のメインヴィジュアルを担当したのは、生きものを愛する画家・マツダケン氏。CAMの動物たちを特別に描きおろした。

フクロモモンガ(しらたま) by KEN MATSUDA

館内のアンティーク空間では、同氏のアート作品を生きものと一緒に展示している。

KEN MATSUDA

マツダケン氏は1990年生まれ、鳥取県米子市出身。ペンと水彩絵具で動物の共生をメインテーマに創作を行う。美術経験がないながらも感性と経験を頼りに、絵がいかにして生きものの活力を引き出すかを課題とし、作品を制作している。