世界一美しいとされるイタリアの海岸・アマルフィの和製版ともいわれるのが、和歌山県和歌山市にある「雑賀崎(さいかざき)」という漁師町。古くから景勝地として知られる「雑賀崎灯台」では、令和元年にオープンした展望広場からも絶景を楽しめます!

アマルフィの和製版とも評される和歌山市「雑賀崎」

写真:Kisa

イタリア・ナポリの南東70kmにのびる海岸一帯を「 アマルフィ 」といい、海沿いに 断崖絶壁の美しい光景が続く ことで有名です。 世界一美しい海岸 ともいわれるほどのアマルフィは、1997年に 世界遺産にも認定 されています。

1度は行ってみたいアマルフィですが、「ナポリか…ちょっと遠いな…」と思った方は、 アマルフィの和製版 と評される和歌山市にある「 雑賀崎 」を訪れてみてはいかがでしょうか?

和歌浦湾を望む和歌浦の一部である雑賀崎は、「絶景の宝庫 和歌の浦」を構成する景勝地として、2017年4月には文化庁から 日本遺産にも登録 されています!

和歌山市内でも有数の夕日展望名所「雑賀崎灯台」

写真:Kisa

和製版アマルフィともいわれる雑賀崎には、 和歌山市内でも有数のきれいな夕日を望める雑賀崎灯台 」があります。

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夕日の展望名所であるだけでなく、船舶にとって重要な目標地となる灯台としての役割も果たしている雑賀崎灯台の歴史は、1960年までさかのぼります。和歌山市が観光用として設立した展望施設の上部に海上保安庁が灯台を新設したのが、1960年3月31日です。

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それ以来、60年以上ものあいだこの地で航行安全を見守り続ける雑賀崎灯台からは、紀伊水道をはじめ、天気のいい日には 淡路島や四国 までも望めます。また、眼前には 大島・中ノ島・双子島 が広がります。

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雑賀崎灯台を訪れたら、時間を忘れてのんびりと目の前の絶景を見つめてもらいたいもの。海に浮かぶ船を眺めながら深呼吸をする、そんな開放感に満ち溢れたひとときを過ごせるはずです!