不要になったスマホやノートパソコンをドコモショップに持ち込み、引き取ってもらえば、dポイントがもらえる──。NTTドコモは12月2日から、不要になった携帯電話やノートパソコン、ゲーム機などの小型機器の買取りトライアルを始めます。2025年1月31日までで、対象は東京都豊島区、練馬区、板橋区内のドコモショップ25店。ドコモの回線契約がなくても、dポイントクラブ会員なら対象になります。

一人あたり15台まで タブレットやゲーム機も

もらえるdポイントは最大1,000ポイントで、期間・用途限定。ポイントをもらうには、「dアカウント」の作成とdポイントクラブへの入会が必要です。期間中、一人あたり各機器3台、合計15台まで。各機器の付属品、SIMカード、SDカード、ゲームソフトなどは買取りの対象外です。

対象機器条件もらえるポイント
スマートフォン全機種/ドコモ以外から発売されたスマートフォンも可500ポイント
タブレットキーボードの脱着が可能な商品 500ポイント
携帯電話折り畳み形状や文字盤を搭載している商品500ポイント
ノートパソコン 折り畳み形状の商品 1,000ポイント
ゲーム機据え置き型、携帯型、ゲームソフトを入れるタイプ 500ポイント

壊れていてもいいの?データは?

発表によると、前提として「購入時の形状を留めていること」が必要といい、多少の傷や故障は買取り可能だそうです。

ドコモは、各機器に保存されているデータは、自身で消去した上で持ち込むよう呼びかけていますが、買い取った機器については、「ドコモの管理下においてセキュリティに配慮された状態で適正に分別・処理し、更なる資源の有効活用と廃棄物削減につなげます」としています。

不用品が使わないまま家庭になっている

なお、ドコモは、このトライアル以外にも、資源循環型社会の実現に向けて3R(スリーアール)活動を推進。主な取組みとして、使用していない携帯電話を無料回収する「ケータイリサイクル」を1998年から全国のドコモショップで実施しているそうです。

また、「下取りプログラム」も実施、申し込まれた携帯電話の一部を「docomo Certified(ドコモ認定リユース品)」として販売するなど、リユースにも取り組んでいるとのこと。

今回のトライアルの目的は、携帯電話をはじめとする不要品の多くが家庭に使わないままになっており、回収後の行き先も不透明と言われる社会課題の解決だそうで、持ち込まれた小型機器のリユース率を検証すると発表しています。

文/編集・fuelle編集部
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