今週の日曜日は、ファッションのお悩み解決スタイリスト・すえおかりみこさんが、ご近所コーデを格上げさせるコツを伝授。今回は、「+J」のシャツを使った冬コーデをご紹介します!
Q. +Jのシャツを2枚お買い上げになったとのことでしたが……。たしか、もう一枚は白のスタンドカラーシャツとのことだったと思うのですが……。冬に着るシャツをテーマにコーデ紹介をお願いします。
そうでした、そうでした! ご紹介がすっかり遅くなり、失礼しました。
話題沸騰だった「+J」。数日で完売してしまったもの多かったせいか、今は信じられない静けさ。手に入れるのに苦労したせいか、手に入れたことだけで満足してしまいそう(笑)ですが、お洋服は買ってからが勝負。ご縁あった一枚、苦労して手に入れたなら、なおさら! 思う存分楽しまなくてはなりません。
ご紹介させていただくのは、スーピマコットンスタンドカラーシャツ(税別3990円)。私は白を購入しました。パリッとしたコットン素材なので、正直アイロンがけは必須なのですが、サラッとキレイなシルエット。冬空に映える爽やかな白。気持ちもシャンとするコットンのパリッと感。ニット一枚を着るコーデに飽きたときの気分転換に最適です。毎日のように着るもの、にしなければアイロンもたまにの手間です。脱水をかけずに干せば、シワ取りは比較的ラクちん。
冬にシャツ、というと主にニットの下に着るのが定番ですが、気持ちいいくらい真っ白なロングシャツ。爽やかに着こなせるので白をメインに、と中にニットを着る手法をとってみました。こんな時に便利なのがメリノウールの薄手タートルニット。寒さが本格化しない秋には一枚で、季節が進んだらジャケットのインナーとして着ても◎。私が着ているものは、何年か前にGAPで購入したものですが、プチプラブランドショップでも見つけやすい定番アイテムでもあるので、一枚クローゼットに常備はオススメです。
■チュールスカートで華やかさアップ!
まずはスカートとのコーディネート。パリッとしたロングシャツ×ふわっとしたチュールスカートの異素材を楽しむ組み合わせにしてみました。異素材の組み合わせの良いところは、平坦でないので地味見えを回避できること。白やグレー、ネイビーなどの定番カラーだけ、シンプルなアイテムだけでの組み合わせですが、異素材パワーのおかげで平々凡々には見えていないと思います。
アウターにはネイビーのロングコートを。ダークカラーのロングコートというのは、それだけで重たく見えがちですが、首元からは白を覗かせて、足元からチュール素材を見え隠れさせて。素材と色で軽さを出しました。
■白シャツ×黒タートルですっきりパンツコーデ
スカートよりもパンツ派な方のために、パンツにも合わせてみました。以前コラムでもご紹介させていただいた、ユニクロアンクルパンツのライトグレーを合わせています。
ほぼ白に近いグレー。今季トレンドでもある、微妙な色差のワントーンを上下で繋いだコーデです。ライトカラーが占める部分が多いので袖口から黒を覗かせて。黒をコーデに散りばめて真っ白すぎる印象を避けました。
白と黒のモノトーンで辛口、モードな印象になるのでアウターには温かみあるモカのムートン風コートでほっこり感を出しました。柔らかさが苦手な方は、黒のコートやダウンで統一感を。キリッとカッコいいコーデに仕上がると思います。
いかがでしょうか。クローゼットに薄手のタートルニットさえあれば、真冬でもシャツがメインのコーデを楽しめます。今回は黒を合わせましたが、白シャツなら中に着るニットの色は選びません。
ニットでモコモコしたコーデばかりの毎日。たまにはシャツがメインのコーデは気持ちもシャキッと。特に白を着ると背筋が伸びますよ! 参考にしていただければ幸いです。
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