「やっぱりおわりました。」

「この手紙を渡してきたのは、反抗期の手紙を書いてから約30分後でした。『反抗期なのか~! 反抗期なら仕方ないか~』と放っておく様子を見せたら、焦って撤回することにしたようです。撤回の手紙を書いているときに私が近くへ行くと、あわてて手紙を体のうしろに隠してモジモジしていて可愛いかったです(笑)」

 わずか、30分の反抗期! ……からの「やっぱりおわりました」宣言!! もちまさんが「反抗期終わったんだね! やったー!!」と喜ぶと、さすがに彼も照れていたそうです。

「長男も照れてはいましたが、うれしそうでした(笑)」

◆長男から恐怖の一言「ママ、ぼくに反抗期が来たときは……」

 というか、その年頃で「反抗期」という言葉を突きつけてくる息子さんから知性を感じます!

「『反抗期』という言葉は小学校に入学する前から知っていて、実は以前にも反抗期に関する発言をしているんです」

 今年3月、「自分の部屋がほしい」と交渉してきた息子さん。結果的にその希望は叶わなかったのですが、そうとわかるや彼はこんなことを口にしたそうです。

「はぁ……ママ、ぼくに反抗期が来たとき、後悔することになるよ……」

 幼稚園児の頃から侮れない駆け引きを仕掛けてきている息子さん。きっと、精神年齢が高いのでしょうね。

「まだ反抗期になりきれないところが可愛いです。でも、『そんなに急いで成長しないで~!』と思います(笑)」

◆普段からよく手紙を書いてくれる子だった

 実は息子さん、優しさあふれるまったく別内容の手紙を渡してきたこともありました。

「ままえ きょうもおつかれさま。あしたもいっぱいげんきでいっぱいあそぼうね。」