グループの冠番組や宮舘涼太の初単独MC番組『黄金のワンスプーン!』などを放送するTBSをはじめ、人気番組『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』から生まれた向井康二のキャラクター「マッサマン」を夏の大型イベントのメインキャラクターに抜擢したフジテレビ、向井や岩本照らをドラマに起用したテレビ朝日、そして今回の番組を放送する日本テレビと、民放各局がSnow Man人気にあやかろうと躍起になっている。

 そんななか、Snow Manから「フラれてしまった」のがNHKだ。NHKはジャニーズ性加害問題の影響でストップしていたSTARTO ENTERTAINMENTのタレントの新規起用を再開し、大みそかの『紅白歌合戦』へのオファーを出していたという。『紅白』の視聴率回復が急務となっているNHKは「Snow Manの出演を強く希望していた」と報じられているが、Snow Manの出場が難しくなったことなどで交渉が折り合わず、昨年に続きSTARTO勢は「出場ゼロ」となることが決まった。

 昨年、Snow Manは『紅白』から旧ジャニーズ勢が排除されることが決定した後、メンバーの目黒蓮がSNSで「9人とみんなで最高の大晦日にしようね! 絶対後悔させないよ、俺らを正解にする」と『紅白』への“決別宣言”ともとれる言葉を発信。「紅白の裏」で行なわれた配信ライブは、最大同時接続数133万人超という大盛況となった。

 一部報道によると、Snow Manは今年も年越し配信ライブを計画しているという。つまり、Snow Manは『紅白』からのオファーを拒絶し、ファンのための配信ライブを選んだ格好だ。

 SUPER EIGHTの安田章大が「(紅白に)出場したことで、いろんな方に知ってもらえた。また出させてもらえたらありがたい」「(来年以降)お声がけいただいたら断る理由はない」と語るなど、STARTO社のタレントが来年以降の『紅白』に出場する可能性はあり、NHKとのパイプもつながったままだ。