ストローを噛む姿や、噛んでグチャグチャになったストローを見られる事は恥ずかしい事です。しかし、ストローを噛む癖はなかなか治りません。では、ストローを噛む癖は治せるのでしょうか?また、ストローを噛む癖のある人には、どのような原因や心理があるのでしょうか?
ストローを噛む癖がある人
人と一緒に食事をしていて、そろそろ帰ろうか?、というときにふとドリンクに目をやると、ストローには噛んだ後があり、噛まれたストローの先が潰れている、ということがあります。ストローを噛む本人もストローの先がグチャグチャにしていることを他人に見られると恥ずかしいことと認識していることが多いです。
しかし、ストローを噛むことが癖となってしまっている人は、意識してもついついストローを噛んでしまい、なかなか止めることができません。ストローを噛む癖がある人はどのような心理が働いてストローを噛んでしまうのでしょうか?また、ストローを噛む癖は治すことはできるのでしょうか?
ストローを噛む人の癖の原因と心理 (1)ストレス
ストローを噛む姿は下品に見えてしまいます。なので、特に女性は注意しないといけません。また、女性がストローを噛むと口紅なども付いたりするので、余計に下品に見えてしまうこともあります。できれば、ストローの癖がある女性は治したいと思っていることでしょう。
ストローを噛む癖がある人は、ストローを噛んでしまう原因があります。よくある原因の1つがストレスです。人は思うように事が進まなかったり、イライラしたり、不安な感情になったりなどすると、心にストレスを感じてしまいます。このストレスを軽減するために噛むという行為をします。
噛むという行為は心理的にストレスを軽減する効果があります。ストロー以外にも、不安を感じたり、イライラしたりすると爪を噛む人もいます。宿題でわからないところがあり、進まなくなると鉛筆を噛む子供もいます。リラックスするためにタバコを吸っているけど、タバコだけの効果では足りなく、タバコを噛んでしまうなど、いろいろな場面で噛むという行為が行われます。
ストローを噛む人の癖の原因と心理 (2)口が寂しい
人によっては、何かを噛むという行為が気持ちを落ち着かせる効果を持つ事があります。しかし、噛む事が癖になっている人は何かを噛んでいないと落ち着かなくなってしまいます。常にガムなどを噛んでいる人は、ガムがなくなると落ち着かなくなってしまいます。
友人などと一緒に食事をした後におしゃべりをしているときにガムが噛みたくなっても、おしゃべりの最中にガムを噛むと失礼であったり、下品と思われてしまうなどと考えて、ガムを我慢すると、噛むという行為がしたくなります。周囲を見渡すと、手軽に噛むことができるのはストローであったりします。
ストローを噛む人の癖の原因と心理 (3)子供の感覚が残っている
赤ちゃんのような子供のときは、物を確認するために何でも口に入れようとします。その中で噛んで良い物、悪い物を学びます。また、子供は使える言葉が少ないので、うまく自分の感情を相手に伝えることができないことがあります。
このようなストレスを感じたときに、物に当たったりします。その当たり方の1つに噛むという行為もあります。ときには、うまく言葉が伝わらない親や友達に噛み付く子供もいます。大人でもうまく発言することができなくて、ストレスを感じることがあります。このとき、子供のときの感覚が残っていると、噛むという行為で気持ちを抑えることがあります。
また、単純に、その子供の頃から噛む癖が治ることなく大人になる場合もあります。子供の頃から噛む癖が続いている人は、すでにストローを噛むことが習慣化しているので、無意識にストローを見ると、噛む物として意識に刷り込まれてしまっているため、噛む癖を治すときに苦労することになります。