■最初から何もかもが嘘

これらの投稿に対し、ユーザーからは怒りの声が殺到。教師が酷すぎるといった類の声から、教師を訴えろ!などの過激なものまで…。担任に対するSNSリンチが行われたのです。

母親は随時看病の様子を画像で投稿していたため、この時点では誰もこの事件がデマであることに気づいていませんでした。

■現地警察も出動

騒ぎが大きくなり、警察が本件について調査を行ったところまず写真の血痕は化粧品で作られたものであることが発覚。また、6万人民元を渡したことや体罰を行ったことも丸っきり嘘であることがわかりました。

あろうことか母親はネットでサクラを雇い、罵詈雑言を書き込んで欲しいと依頼していたのです。現在女児の健康状態は良好ですが、彼女が喘息持ちであることは証明されていません。

全てが嘘で賄われたこの炎上案件。警察及び現地の教育委員会は、更なる事実の解明を急いでいるとのことです。