11月30日に放送される『ベストアーティスト2024』は、第1弾アーティストとしてKing & Prince、GLAY、SUPER EIGHT、SUPER BEAVER、SixTONES、Stray Kids、Snow Man、SEVENTEEN、NiziU、NewJeans、Perfume、日向坂46、星野源、MISIA、Mrs. GREEN APPLE、由薫の出演を発表。アイドル系を中心に充実したラインアップとなっている。
これに対して、ネット上の視聴者からは以下のような声が上がっている。
「昔は紅白の出場者や誰がトリになるのかで盛り上がっていたのに、今年は紅白が微妙すぎて民放の音楽番組のほうが豪華になってる」
「紅白よりフジや日テレの特番のほうが年末のお祭り感あるな」
「自分は結構な年齢だけど、紅白よりFNSの出場者のほうがずっといい。FNSは若者向けの人選といわれているが、十分に大人向けの顔ぶれですよね」
「FNS歌謡祭は音楽ファン、アイドルファン、K-POPファンの誰が見ても豪華。ベストアーティストの人選も納得。『紅白』はどれも中途半端なそろえ方で今年は民放のほうが上だと思う」
いずれの番組も『紅白』との大きな違いとして、Snow ManやSixTONESらSTARTO ENTERTAINMENTの所属グループが出演することが挙げられる。
NHKはジャニーズ性加害問題の影響で新規起用を見送っていたSTARTO社のタレントの起用を再開すると発表したが、今年の『紅白』は昨年に続いて「出場ゼロ」になることが決まった。旧ジャニーズ時代から賛否はあったものの、やはりSTARTO社のグループが出演者ラインアップにいると華やかな印象になる。あまりに重用しすぎるのも問題だが、まったくの「ゼロ」にしてしまうと、番組が地味な印象になってしまう要因となるようだ。
『紅白』が形勢逆転するためには、近年放送日ギリギリまで小出しにしている「特別枠」で、B’zや前期の朝ドラ『虎に翼』の主題歌を担当した米津玄師、テレビ復帰が望まれている中森明菜、2018年に大トリを飾り話題になったサザンオールスターズらを出場させるサプライズで視聴者の関心を引き寄せるしかない。それも一組では厳しそうで、二の矢、三の矢が必要だ。