畳を後世に残し世界へ発信する畳専門メーカー「久保木畳店」は、11月1日(金)、東京銀座に新店舗「久保木畳東京」をオープンした。

国内外に畳文化を発信するためオープン


「久保木畳東京」では、畳のショールームとして実物の畳に触れることが可能。畳コースターなど畳小物の販売も行う。訪日観光客もここで畳を注文でき、後日福島の工場から直接畳を輸出してもらえる。また、畳作りのワークショップも行われている。


「久保木畳店」は、国内外に畳文化を発信することを目的に、今回、畳のショールーム、畳小物の販売、ワークショップを体験できる場所として、東京銀座の路面に旗艦店となる「久保木畳東京」をオープン。

これまでも国内外で畳文化の発信イベントやインターネットを通じたPRを続けてきたが、そうした経験から「対面で現物を見せながら商談する」重要性を実感。旅行客が多く訪れる東京での出店を決めたという。

また、「久保木畳東京」を拠点に、「久保木畳店」だけでなく需要減少で厳しい状況に置かれている畳業界の回復にも貢献できることを願っているという。

売り場面積4坪とコンパクトではあるが、畳文化を国内外へ発信するために、畳業界にとっても重要な拠点になると、「久保木畳店」は考える。

コースターやランチョンマットも販売


店内は、足でも畳を感じてもらうために靴を脱いで畳に上がるスタイル。

福島ショールームにて撮影

「置き畳」一畳33,000円/半畳22,000円や、


「畳コースター」1枚/2,750円、


「畳ランチョンマット」11,000円を販売。



畳コースター作りは、所要時間30分、3,000円で体験できる。


畳のサンプル展示にも注目だ。

来場者は「名古屋からきて畳コースターを購入しました。扉を開けた瞬間に畳の良い香りがしてとても癒されました!!」「落ち着いた空間で和を感じることができました!店主の人柄も素晴らしく畳の質も素晴らしかったです」「中に入ると畳のとても良い香り。初めて見た畳マット(フローリングに置く)が良さそうでした!」などとコメント。