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19時間前
【岩手県旧江刺市(奥州市)】平安時代の栄華に思いを馳せる
また、江刺市街地へ移動してからは、「菊田一夫記念館」にも行ってみた。菊田一夫は日本の劇作家・作詞家で、現在では別の映画を思い浮かべる人の方が多いかもしれないけれど、『君の名は』という社会現象ともなったラジオドラマの原作者でもある。
レンガ造の蔵が二つ並んでおり、東蔵は菊田一夫記念館、西蔵はおまつり伝承館になっていた。菊田一夫は戦時中に家族とともに江刺へ疎開したそうだ。その生活の中で見ていた風景からも、あたらしいラジオドラマが誕生している。ひとつひとつが不思議とつながって、作品はできあがっていくのだと感じたのだった。
(仁科勝介)
写真家プロフィール
仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/
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