要注意!DV男との別れ方
DVへの対処法はただひとつ、その原因から離れることです。あなたに悪いところがあるからDVを受けているわけではないのです。
ただ、別れると言っても相手は尋常ではないので困難を極めるでしょう。そういった場合の別れ方をご紹介します。
①DV男と話し合うときは第三者も一緒に
別れたいと思ったとしても、それまで彼女や妻の意見に耳も傾けなかったDV男があっさりと別れを承諾するとは思えません。それどころか、更に暴力を振るってくる可能性もあります。
そんな危険性を回避するためにも、DV男と話し合うときは第三者に付き添ってもらうとよいでしょう。一目の多い場所で話し合うのもよいかもしれません。
しかし、その場では話し合いを行えたとしてもその後2人になる状況が訪れたらそのときに何をされるかわからず恐怖が付きまとうでしょう。
②専門家に相談する
やはり餅は餅屋、専門家に相談するのが最もおすすめできる方法です。警察に相談するのには腰が重いという方は、まずは行政のサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
全国どこにいても相談できる行政サービスについて紹介します。
DV相談ナビに電話する
誰かに相談したいけどどうすればわからない、そんな方はまずDV相談ナビに電話してみてください。こちらは全国共通の電話番号で、発信地等から最寄りのの相談所(各県の拠点の相談所)を紹介してくれます。
DV相談ナビ
0570-0-55210
DV支援センターに相談する
DV自体かなり認知度の広まってきた現在、DVを支援する公的機関も多く設立されていますが、そのひとつが「配偶者暴力相談支援センター」です。
ここではDV被害に遭った女性のカウンセリング、相談できる場所の紹介、そして時には一時保護対策など、様々な対応をしてくれます。
知識を持って慎重に対処しよう
DVは、そもそもDVなのかということからその対処法まで、当事者だと判断することが難しいことが多いですし、知識がないと尚更難しいでしょう。第三者、更に言えば専門家の意見を聞きながら対処法を考えてみてください。
DV被害者は精神的にも身体的にもとてもすり減るものです。相談したり対処したり、そもそもDVだと判断する気力すら残っていないかもしれません。
もし、そういう状況に陥っている人をあなたの周囲で見かけたら本人の意向を尊重しつつ声をかけてあげてみてくださいね。