CBTメンタルサポートは、静岡県浜松市に認知行動療法を専門とするカウンセリングルーム、認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店がオープンしたことを発表した。

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店は東京、大阪、広島店等に続き6店舗目となる。

認知と行動のクセを理解し柔軟に変えていく

近年、日本社会におけるメンタルヘルスの課題が深刻化している。厚生労働省の調査によると、うつ病等の気分障害の患者数は2020年に127万人を超え、この20年間で約1.5倍に増加した。特にコロナ禍以降、テレワークの普及や社会的孤立により、メンタルヘルスの悪化が社会問題として注目されている。

さらに、今年4月より「働く人の心の健康づくり指針」が改正され、企業におけるメンタルヘルス対策の強化が求められている。単なるストレスチェックだけでなく、具体的な予防と改善施策の実施が企業に求められる時代となった。このような社会背景の中で、認知行動療法が注目されている。

認知行動療法(CBT:Cognitive Behavior Therapy)とは、認知と行動のクセを理解し柔軟に変えていくことでこころの困りごとに対処することを目指す心理療法だ。うつ病、パニック障害、強迫性障害、統合失調症に対する治療効果が数多く報告されている(※)。

同社は、認知行動療法の知見を持った臨床心理士、公認心理師によるカウンセリングルームを全国展開していくことにより、科学的根拠に基づく認知行動療法の専門家育成・雇用機会を創出し、日本全国に認知行動療法を広めていくことを目指す。

様々な困りごとに特化したプログラムも提供

認知行動療法カウンセリングセンターは、CBTメンタルサポートの審査を通過した臨床心理士・公認心理師による認知行動療法を専門としたカウンセリングルーム。強迫症への認知行動療法プログラムなど様々な困りごとに特化したプログラムも提供しており、地域医療や障害福祉施設などと連携しながらの支援に取り組んでいく。