青葉仁会は、昨年度奈良市針ヶ別所町に開所した多機能型事業所「RIKUGOの森」にて、11月30日(土)・12月1日(日)の2日間、「なーらトーブフェス in RIKUGOの森」と題したイベントを開催する。
イベントの目的
「RIKUGOの森」は、平成29年に廃校になった旧奈良市立六郷(りくごう)小学校を活用した多機能型事業所(就労継続支援B型、就労移行支援、生活介護)で、開所から1年が経過した。
地元地域の思いの詰まった学校名と、青葉仁会の思いを込めて名付けられた「RIKUGOの森」は、教室や運動場、体育館などの学校設備と、広々した環境を活かし、たくさんの人たちが垣根なく集い、繋がり、それぞれの個性を存分に発揮し歩んでいける場所だ。
今回開催される「なーらトーブフェス in RIKUGOの森」は、地域の人々に託されたこの場所で、青葉仁会がどのような活動を行っているか、また地域・福祉の未来に繋げていく取り組みをたくさんの人に知ってもらい、共に考えていくために企画された。
物販やステージなどを実施
同イベントでは、青葉仁会の利用者が携わる食品、木工品、紙漉き製品、石鹸などさまざまな製品の展示・販売、カレーやピザなどイートインコーナー、地元地域の人による物販を予定している。
また、陶磁器のリユースを目的とした「もったいない食器市」も特別開催。さらに、「無印良品」の出張店舗では、冬におおすすめの衣料品や、生活を支える日用品、人気の食品を販売する予定だ。
ステージイベントには、青葉仁会のクラブチームによる第九合唱と南中ソーラン、地域の人から「都祁中学校吹奏楽部」、フランダンスチーム「luana」、キッズチアダンスチーム「スマイルリリーズ」、地元出身の高校生シンガーソングライター・安藤未来さんが出演する。
そのほか、ジビエ関連商品の販売、紀州ジビエ生産販売企業組合の湯川俊之氏による有害鳥獣の活用についての講演会、和歌山県セルプセンターによるジビエバーベキュー出店が予定されている。