不登校児童生徒対応のマンツーマンオンライン塾「Preステップオンライン」を運営するCKCネットワークは、不登校の生徒が中学卒業後にとれる高校進学の選択肢とその増やし方を説明する「中3だけじゃない! 小学生・中1・中2から考える不登校児童生徒の高校進学説明会」を9月30日(土)にオンラインで開催する。

年々増加傾向にある不登校児童・生徒

文部科学省の調査によると、小・中学校の不登校児童生徒の数は2021年度に過去最多の244,940人を記録しており、2013年度以降、年々増加している。また「e-Stat」によると2006年度において全体の高校進学率は約97%となっている。しかし「不登校に関する実態調査 平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書」では、不登校生徒の高校進学率が同年は約87%と、進学率に差がある。その理由として出席不足・学力の遅れによる選択肢の減少、通信制高校などの選択肢が増えたが知識がないことによる進学の不安などが考えられる。

「令和2年度不登校児童生徒実体調査」では、実際に不登校となった中学生のうち69%は進路・進学に関する不安を抱えている。また、未来地図の調査によると、小学生の子どもを持つ保護者の約43%、中学生の子どもを持つ保護者の約52%が学校に対して進学先の情報を求めていると答えている。卒業後の進路は、中学生だけでなく、小学生の不登校の子どもを持つ保護者にとっても悩みの原因になっている。

不登校児童生徒の進学を支援するCKCネットワーク

CKCネットワークは、8年の「不登校児童生徒へのオンライン授業・面談実績」があり、多くの子どもたちへ家庭学習サポートを通して高校進学支援を行ってきた。

不登校生徒が高校進学における選択肢を広げるための学力をつけるには、早い時期からの環境の準備と学習習慣の定着が必要だという。早い時期から進学の準備をすることにより、子どもたちの精神的プレッシャーを抑えることができると考えている。今回の説明会を通して、保護者が子どもたちの多様な将来の選択肢を考えるきっかけにしたいという思いがある。

オンライン説明会概要

「中3だけじゃない! 小学生・中1・中2から考える不登校児童生徒の高校進学説明会」は、9月30日(土)11:00~12:00に、オンライン(Zoom)で開催。不登校の生徒が中学卒業後の進路を選ぶ・考えるための説明やアドバイスを行う。詳細は、公式サイトにて確認しよう。