27日に発表された『キングオブコント2023』(TBS系=以下、KOC)の決勝進出者10組。そのうち初出場が5組、2年連続は2組のみと、比較的目新しいメンバーがそろった。
漫才の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)と『KOC』とのもっとも大きな違いは、芸歴制限がないこと。『M-1』は現在、コンビ結成から15年以内とされているが、『KOC』は無制限となっている。また、従来は出場不可だった即席ユニットの参加も解禁され、昨年はピン芸人の吉住と岡野陽一によるユニット「最高の人間」が決勝に進出、今年も相撲芸人5人が結成した「連合稽古」が準決勝まで勝ち残った。
年齢制限のない『KOC』には、さまざまな芸歴の芸人がエントリーしているが、決勝に残った10組は、大きく3つの世代に分けられる。
今回は、その世代ごとにファイナリストを紹介してみたい。
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