7位:メタセコイア並木(高島・湖西エリア)
マキノ高原につづく道路沿い、全長2.4kmに渡ってまっすぐと伸びる、約500本のメタセコイアの並木道。爽快で美しい景観は「新・日本の街路樹百景」にも選ばれています。
新緑の季節には青々とした清々しさ、紅葉の季節にはロマンチックな雰囲気を醸し出し、そして冬には雪化粧をした幻想的な光景で訪れる人を楽しませてくれます。
8位:八幡堀(近江八幡エリア)
お堀に沿って石積みや白壁の土蔵が立ち並び、その景観の美しさから映画や時代劇のロケ地にも使用されます。4月から11月頃までは遊覧船による水郷めぐりも実施。豊臣秀次が八幡堀と琵琶湖を繋いだことにより、多くの近江商人が行き交う商いの町としてさらに栄えたという歴史を持ちます。
5月中旬〜6月中旬にかけて、八幡堀遊歩道には花菖蒲が咲き誇り美しい風景を見せてくれます。最初は黄色い黄菖蒲、そのあとに紫色の紫菖蒲が咲きます。
9位:びわ湖バレイ(大津・湖南エリア)
標高1,108mの打見山から1,174mの蓬莱山にかけて広がる高原リゾート。びわ湖テラスもこのびわ湖バレイ内のスポットです。そのほか眼下に琵琶湖を見下ろしながら楽しめるジップラインやスカイウォーカーなどのアクティビティ、手作り遊具や絶景ブランコなどが人気!
毎年5月中旬ごろには、標高1,174mの蓬莱山の斜面に、約30万球の黄色い水仙が咲きます。
10位:石山寺(大津・湖南エリア)
紫式部が『源氏物語』の話を思いうかべた地として知られる石山寺。名前の由来にもなっている大きな硅灰石(けいかいせき)の上に立ちます。天平19年(747年)、聖武天皇の祈願により、奈良・東大寺の別当、良弁が創建。本尊は如意輪観世音菩薩で、安産や縁結び、厄除けなどに御利益があるとされ、古くから信仰を集めてきました。
四季折々の花を楽しむことができることから「花の寺」として親しまれ、5月下旬〜6月上旬にかけて、回遊式庭園「無憂園」ではおよそ200株の花菖蒲が花を咲かせます。また2,000本のもみじが植えられており、秋には紅葉して境内が赤く染まります。例年見頃を迎える11月中旬から11月下旬頃まではライトアップも実施。「あたら夜もみじ」は日本夜景遺産にも登録されています。
石山寺はパワースポットとしても人気ですが、寺名の由来ともなっている国の天然記念物である「珪灰石(けいかいせき)」には強いパワーがあるそう。また手水舎の右手には、自然の大理石でできた「くぐり岩」があり、穴をくぐると願いが叶うと言われています。こちらもまたパワースポットとして注目を集めています。