香川県高松市の栗林公園で、11月22日(金)〜12月1日(日)の期間、「栗林公園 令和6年秋のライトアップ」が開催される。

日中とは違った魅力を放つ、幻想的な空間を堪能


国の特別名勝に指定されている回遊式大名庭園、栗林公園で行われる秋のライトアップ。

期間中は夜も入園可能。赤く色づいた木々がライトアップによって湖面に映る園内は、日中の庭園美とは違った幻想的な空間となる。


一番の見どころは、約7,890平方メートルに広がる南湖(なんこ)全体を包み込むようにライトアップされた景観。光と影、色と闇が織りなす幻想的な夜の散策を楽しんでみて。

湖面から園内の景色を体験


また、「南湖周遊和船」の夜間運航も実施。回遊式大名庭園の魅力を最も手軽に楽しめるのが、舟に乗って巡る「南湖周遊和船」だそう。湖面から園内の景色を体験でき、地上の散策とはまた別の風情を楽しむことがきる。

「南湖周遊和船」は、17:30から15分間隔で11便運航。最終便は、20:00発だ。

乗船料は、大人620円、小人(小・中学生)310円で、別途入園料が必要。事前予約が必要で、当日の予約はできない。ただし、空席があれば当日券が販売される。空き状況は当日乗船券売場で確認を。なお、夜間乗船は小学生以上となる。

津軽三味線や民謡、篠笛のコンサートを実施

ライトアップにあわせて開催されるさまざまなイベントもお見逃しなく。


期間中は、ライトアップされた和傘や風車(かざぐるま)が、「桶樋滝(おけどいのたき)」の流れる音とともに、秋の風韻を演出。邦楽コンサートも園内各所で行われる。

11月23日(土)18:30~/19:30~は、商工奨励館北庭で「和風たて演舞 劇団マエカブ」、11月24日(日)18:00~/20:30~は、商工奨励館北館で「津軽三味線と民謡のコラボ」、19:30~は、鹿鳴原で「津軽三味線野外ライブ」、12月1日(日)18:00~/20:30~は、商工奨励館北館で「津軽三味線と篠笛のコラボ」、19:30~は、鹿鳴原で「津軽三味線野外ライブ」が開催される予定だ。