Ubdobe(ウブドベ)は、福祉系謎解きイベント「Mystic Minds」を、大阪府大阪市の心斎橋ビッグステップにて、12月1日(日)に開催する。参加費は無料で、事前申し込み制だ。

謎解きを楽しみながら福祉を学べる

「Mystic Minds」は、街や商業施設を丸ごと舞台にした、参加型の医療福祉系謎解きイベント。参加者はストーリーの中に入り込み、謎解きのヒントが隠された福祉系施設や店舗で、さまざまな体験をしながらミッションをクリアしていく。

今回の「Mystic Minds」は、令和6年度大阪府介護職・介護業務の魅力発信事業の一環として大阪府が主催。同イベントは、小学生から高齢者まで楽しめるイベントなので、高校生や大学生の参加も歓迎している。

子どもから大人までワクワクできるような世界観

昨今、高齢化に伴う2025年問題や2040年問題が注目されているが、若年層にとって福祉は身近とは言い難いものになっているだろう。

特に小中学生は、まだ生活の中で福祉や介護に関連する情報に触れる機会が少ないことも。そのため、「よく分からない」「なんとなく近寄りがたい」という状態のまま、将来の仕事の「選択肢」にすら入らずに大人になるケースも珍しくない。


そこで「Mystic Minds」では福祉の情報・体験に、小中学生やその家族が楽しめる「謎解き」の要素を取り入れ、遊びを通して「福祉や介護を知るきっかけ」を「楽しく」 提供している。

Ubdobeは、福祉や介護のイベントとはいえ、福祉や介護を前面に出したストーリーや世界観では集客層が限られてしまうのではと考えた。しかし、「Mystic Minds」のテーマは、“ヒーロー”や“冒険”などシンプル。馴染みがありつつ、子どもから大人までワクワクできるような世界観を演出している。

医療福祉エンターテイメントを手掛けるUbdobe

Ubdobeでは、「Mystic Minds」の企画制作を担当するのは、医療福祉エンターテイメントを手掛けている。医療や福祉の専門性と難病や障害の当事者性を活かしたコンテンツづくりを通じて、あらゆる人々の積極的社会参加を実現する、社会課題解決型クリエイティブ・カンパニーだ。